明らかにされたクリヤヨガ

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レッスン  クリヤプラナヤマⅡ


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クリヤプラナヤマの2段階です

クリヤプラナヤマの第二段階

最初のクリヤプラナヤマⅠを習得した後、

クリヤバンは二段階の修養をします。

クリヤプラナヤマは三段階に分けることができます。

(これは流派によっても違いがあります)

クリヤプラナヤマⅡでは、

プラーナをチャクラに向けて内在化して、

スシュムナのさらに奥に存在する、

ブラフマナディへ上昇させて頭部へと昇華します。

 

クリヤプラナヤマⅠとは違い、

ブルマディヤに意識を留めません。

Ⅱではメドゥーラの上とビンドゥーヴィサルガの下、

後頭部の位置に意識を留めます。

この部位はアストラル(星幽)界の感覚を、

目覚めさせる鍵となります。

この感覚機能を通して、チャクラを見て聴くことができます。

 

 

今までは、想像力と直感でチャクラの位置を見てきました。

クリヤプラナヤマのⅡ段階では、

プラナヴァ(オーム)を頼りに、

明確にチャクラを見ていきます。

オームジャパを実習します。

短いオーム(オン)をメンタリーに唱えていきます。

この実習により、

直感とアストラルの感覚を通して、

チャクラを明確に体験します。

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クリヤプラナヤⅡの実習

1.実習に先立ってクリヤプラナヤマⅠを、

12ラウンドおこないましょう。

舌はケチャリムドラの状態です。

メドゥーラとビンドゥーヴィサルガの間に存在する、

後頭部の領域を感じます。

眼球は上転しブルマディヤを見つめます。

 

2.ウッジャイプラナヤマをおこない、

息を吸いながら、

各チャクラで一回ずつ心の中でOMを唱えます。

まず1番目のムラダラに集中します。

このOMによってチャクラが発動すると意念します。

チャクラが開き、特有の音が発現するのを、

後頭部から覗き見て聴くようにします。

あなた自身が、巨大ロボットの後頭部の操縦室から、

体内の巨大な空間をモニタリングしていると想像すると良いでしょう。

ムラダラでは、

蜜蜂の羽音のようなブーンという音が鳴り響きます。

同時にスシュムナーからプラーナが上昇して、

ムラダラの中心部を貫きます。

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3.ゆっくりと息を吸い続けて、

冷たいプラーナをスシュムナから上昇させます。

プラーナがスシュムナの前側を昇るのを感じます。

各チャクラで一回ずつ心の中でOMを唱えます。

(図を参照してください)

2番目、3番目、4番目、5番目のチャクラでも、

同じようにチャクラをOMのプラナヴァによって、

発動させます。

そして後頭部から、チャクラ特有の音、光を観察します。

5番目(ヴィシュディ)まできたら、

ブルマディヤを経由して、ビンドゥーへ送ります。

この場合はビンドゥーです。

(クセトラムのヴィサルガではありません。

頭頂の下の位置です図27を見てください)

ビンドゥーに送りながらブルマディヤ(眉間)に集中します。

つまり、

意識は眉間、頭頂の下、後頭部の三箇所に分割されます。

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息を吸う長さは

10秒〜15秒で初心者、上級者は15秒〜20秒です。

各チャクラには3秒前後止まりましょう。

(その間にOMをオンという発音で唱えます)

 

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4.ビンドゥーで息を保息(息を止める)します。

2秒〜4秒ほどです。

5.後頭部に意識を戻します。

そしてメドゥーラへ降りていきましょう。

息を吐きながらOMを各チャクラで唱えていきます。

暖かいプラーナをゆっくりと降ろしていきます。

6.5番目、4番目、3番目、2番目、Ⅰ番目と、

順番にOMを心の中で唱えながら、

チャクラをプラーナで貫きます。

後頭部の領域から、

チャクラの音と力が発現していくのを、

直感とアストラルの感覚で見て、聴いていきましょう。

プラーナがスシュムナの後ろ側を下るのを感じます。

息を吐く長さは、吸う時と同じ長さになるようにします。

7.これまでの、2.〜6.までのプロセスを繰り返します。

12ラウンドから始めて、24ラウンドまで増やします。

徐々に体と心を慣らしていきましょう。

 

 

OM

 

 

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