明らかにされたクリヤヨガ

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レッスン21 スシュムナ・ソダナ


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アンター・クンバカ

スシュムナの浄化

 

この方法は非常にサダナ(霊性修行)の役に立ちます。

 

・私たちの霊的な山であり、精神的な支柱でもある、

スシュムナの存在を確かめることができます。

 

・スシュムナを浄化することができます。

ノット(結び)を解き放ち、プラーナの流れを改善します。

 

・スシュムナにダイレクトに、

プラーナが流れるように援助します。

その結果、自発的無呼吸の状態に容易く入れるようになります。

 

アドバイス

ヨニムドラの前に行うと良いでしょう。

繰り返しこの技法を行うことで、無呼吸の状態

アンタール・クンバカを維持できるようになります。

あなたをアストラル界に浸透させる助けとなるでしょう。

 

 

実践の手順

 

1.少なくともクリヤプラナヤマⅠを、

12ラウンド行っておきましょう。

そしてマハームドラ、ナヴィクリヤを行います。

タラビヤクリヤも行いましょう。

 

2.眼球を上転させてブルマディヤを見つめます。

 

3.スシュムナの基底部にあるムラダラに集中します。

 

4.深く長く息を吸い始めます。

ムラダラから兵隊アリが、反時計方向に螺旋を描きながら、

スシュムナを登ってく様を思い描きます。

そして心の中で、OMを唱えましょう。

(OMOMOMOM オンオンオンと唱える)

 

 

5.OMを10回唱える頃には、

アリはスワディスタナに達します。

息は吸い続けていきます。

 

6.OMを20回唱える頃には、

アリはマニプラに達します。

息は吸い続けていきます。

 

7.OMを30回唱える頃には、

アリはアナハタに達します。

息は吸い続けていきます。

 

8.OMを40回唱える頃には、

アリはヴィシュッダに達します。

息は吸い続けていきます。

 

9.OMを50回唱える頃には、

アリはメドゥーラに達します。

息は吸い続けていきます。

 

 

10.OMを60回唱える頃には、

アリはビンドゥーに達します。

息は吸い続けていきます。

 

11.そして今度は息をゆっくりと吐き始めます。

そして今度は螺旋ではなく、

まっすぐにスシュムナを降り始めます。

同じようにOMを唱えていきます。

(OMOMOMOM オンオンオンと唱える)

 

12.以上のステップを3から6ラウンド行います。

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実践のポイント

呼気の途中で息を吸いきってしまった時は、

11.のステップに入り、

まっすぐにムラダラに戻ります。

呼吸のトレーニングを重ねて深く長く吸えるようにしましょう。

やがて、無理なくスシュムナ・ソダナが行えるようになります。

最初から無理にビンドゥーに到達する必要はありません。

アリたちの行進が螺旋に続くのを思い浮かべると、

体が揺れそうになりますが、

しっかりと体が微動だにしないように意識します。

このプラクティスを繰り返すことにより、

アリたちは、様々な障壁(ノット)を破壊してくれます。

そしてブラフマナディを貫通してくれるでしょう。

各チャクラでシード(種)マントラを唱えても良いでしょう。

⑴ムラダラ・・・・・・・・・・Lam

 

⑵スワディスタナ・・・・・・・Vam

 

⑶マニプラ・・・・・・・・・・Ram

 

⑷アナハタ・・・・・・・・・・Yam

 

⑸ヴィシュッダ・・・・・・・・Ham

 

⑹メドゥーラ・・・・・・・・・OM

 

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