明らかにされたクリヤヨガ

伝統的なヨーガの情報とクリヤヨガの技法をお伝えします

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主の祈りとハートチャクラ

  

心からの祈りを用いた瞑想のエクササイズを説明しよう。

 

「主の祈り」をお勧めする。

「私たちの父」への心からの祈りは、

一時間の瞑想に相当する。

祈りなさい。祈りを一時間続けるのだ。

祈りとは神との対話である。

心の中で神と対話しながら、深い眠りと瞑想に入りなさい。

「主の祈り」のそれぞれの行には、

父と会話するための「完全なる成句」だ。

祈りながら意識を保ちながら眠りなさい。

そして各々の行の内容について瞑想しなさい。

そのようにして、

「秘密の内に在わす父」の姿を見、声を聴く。

このようにして、ハートチャクラが目覚める。

『実践魔術マニュアル』より

ハートチャクラ:心臓に位置するアナハタチャクラ。 訳注

 

 

マントラ「OMNIS JAUM INTIMO」オムニス・イアウム・インティモ

 

「OMNIS JAUM INTIMO」のマントラは、

インティモ(内なる神)と会話するときに用いられる。

このマントラは心の中で唱える。

インティモを崇拝しながら眠りに入り、

心の中で「OMNIS JAUM INTIMO」を唱える。

このようにして自分のインティモと話すことができる。

インティモは夢の中で、学徒の前に姿を現す。

『実践魔術マニュアル』より

 

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知性を開発するマントラ

AUM AH RAH BAT SAH MAH DI DI DI

このマントラを用いて知性が開発できる。

次のように発音する。

アーウーム アーラー バット 

サーマー ディーディーディー

(解説:RAHのラーは巻き舌で発音する。

BATはバット!と叩きつけるように発音する。

DIは奇数回唱える。5回もしくは7回でも良い。

 

 

パラジナ・パラミタ(般若波羅蜜多)

 

このマントラは、とてもシンプルなものだ。

GATE GATE PARAGATE PARA SAMGATE BODT SWAH HAH

ガテーガテー パーラーガテー

パーラサンガテー

ボーディスヴァーハー

(般若心経の最後のサンスクリット語です。

羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶  

ぎゃーてい ぎゃーてい はらぎゃーてい

はらそうぎゃーてい ぼーじーそわかー。訳注)

 

このマントラを記憶しなさい。

心の中で優しく、深く、響くようにこのマントラ唱える。

このマントラは「無声マントラ」としても用いられる。

マントラの発声方法には

声に出す方法と、心の中で唱える二つの方法がある。

心の中で唱える方法は非常に力強い。

(訳注:インドの伝統的な方法は以下のようにする。

最初に大きな声で唱えて、徐々に小声にし、

最後は囁き声にしてから無声になり、心の中で唱え続ける。)

 

 

このマントラはダンマの目を開く。

この修行により、

ある日ある時、あなたは無我の状態になり、

正覚の「空」を体験するだろう。

あなたはシューニャター「空」が何であるかを知る。

プラッギャー・パーラミターを理解できるだろう。

(解説:

ダンマの目:ブラフマンの目

ハスラーラが開花した状態

 

プラッギャー・パーラミター:

サンスクリット語を漢語に音写したのが、

般若波羅蜜多」智慧の完成の精髄を意味する。)

 

あなたに必要なのは根気だけだ。

このマントラによって、遠く彼方の世界に飛び立てる。

この修行により「偉大なる真実」をいつか体験する。

それはとても有益なことだ。

シューニャター「空」に到達することで、

「偉大なる真実」を体験する

それは、悟りを得るために、自我と闘うための勇気を、

十分に与えてくれる。

明らかにして起きたい。

あなたが瞑想やマントラを実習するのであれば、

必ずその恩恵を受けている。

さあマントラを唱えて、しばし瞑想に入り、

「偉大なる真実」シューニャター「空」に到達しよう。

 

 

ラクティス

横になるか、坐法で楽な姿勢をとる。

いままで伝えたリラックス方法を用いて瞑想状態に入る。

心身を完全にリラックスさせよう。

 

瞑想状態に深く入っていく。

目を閉じ、さらに心身をリラックスさせて、

さらに深い瞑想に入っていく。

自分の全存在を、内なる神に委ねるのである。

このとき、いかなる些細な考えも許さない。

内なる神に完全に委ね切り、

ハートにはマントラだけを響かせるようにする。

 

 

ポイント

・明かりを消して、心身をリラックスする。

・奥深いところ在わす内なる神にすべてを委ねる。

・何も考えてはならない。一切考えてはならない。

マントラを暗記して何度も繰り返す。

 

GATE GATE PARAGATE PARA SAMGATE BODT SWAH HAH

ガテーガテー パーラーガテー

パーラサンガテー

ボーディスヴァーハー

 

・心の中で何も考えずマントラを繰り返しなさい。

・死体にでもなったかのように、

死んでしまったかのように感じなさい。

「少数の人のために」より

 

 

主の祈り

 

 

救世主イエス・キリストが教えた「主の祈り」には、

心臓のチャクラを覚醒させる絶大な魔力がある。

祈りとは「神との語らい」である。

「主の祈り」は、神との語らいを容易くする。

 

ラクティス

 

身体を横にしてリラックスしよう。

マインドから、全てのこの世的な関心事を追い払う。

そして、ごくゆっくりと数時間、

「主の祈り」のそれぞれの語句や節について瞑想。

まさに、天にまします父に語りかけるように行う。

この実践の間、熟睡するとよいだろう。

そうすると、

天にまします父が、夢の中に姿を現し、

父と親しく語らうことができる。

天の父は、あるヴィジョンを見せるかもしれない。

それを頭ではなく、ハートで解釈することを学びなさい。

このようにして、学徒は神と語らう。

『実践魔術マニュアル』より

 

 

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主の祈り

天におられるわたしたちの父よ、

み名が聖とされますように。

み国が来ますように。

みこころが天に行われるとおり地にも行われますように。

わたしたちの日ごとの糧を今日もお与えください。

わたしたちの罪をおゆるしください。

わたしたちも人をゆるします。

わたしたちを誘惑におちいらせず、

悪からお救いください。

アーメン。

悟り「空」に至る

悟り「空」に至る

HAM-SAH

東洋の秘教の系譜では、

マントラ「HAM-SAH」(ハムサー)は、

生命の混沌の水(第三ロゴス)を、

受胎させる驚くべきシンボルとして伝えられてきた。

 

(生命の混沌の水:宇宙創造のエネルギーであり、

シャクティー、クンダリーニである。

神の言葉、OMにより、

第三ロゴスから世界は生まれた。

現在、人類の性エネルギーの流れは逆転しているため、

SO-HAMという音を奏でている。

これを逆転させるとHAM-SAHとなる。訳注)

 

このマントラの発声の方法と、

この技法により、どのような力が得られるのか、

について知ることは大変重要である。

 

 

通常、性的な力というものは、

内側から遠心力によって外側へ流れている。

その結果、

性センター(ムラダーラ)をベースとした夢を見たとき、

夢精(射精、オルガズム)が起こるのだ。

もし、人が自分の性機能をコントロールして、

遠心的システムの代わりに、

求心的システムを用いるならば、

すなわち性エネルギー変換(性エネルギー昇華)によって、

自分の性的な力の流れを、

外へ向かうものから、内へと向かうものへと変えるなら、

たとえエロティックな夢を見たとしても、

夢精することは無くなるだろう。

 

夢精を止めたければ、

性エネルギーのコントロール方法を学ぶべきである。

日常の食べ物、プラーナ、生活の態度が、

性エネルギーと重要な関係があることを知るべきだ。

また、呼吸と性エネルギーには密接な関係がある。

呼吸と性エネルギーに正しく働きかけて調和させよう。

そうすれば、心身両面において根本的な変化が起きる。

 

 

ラクティスの手順

 

この瞑想では、創造的なエネルギーが、

活動しているのをイメージしなければならない。

マントラ「HAM-SAH」をリズミカルに唱えながら、

創造的エネルギーを脳にまで上昇させる。

忘れてならないことは、

イメージと共鳴させながら、呼吸を行うことである。

集中、呼吸とイメージの調和、一定のリズム、

これらがポイントとなる。

 

「ゆっくりと息を吸い、呼気よりも長くする。」

なぜならば、

外側へ流れている創造的エネルギー(性エネルギー)を、

内側への流れに逆転させなければならないからだ。

言い換えるならば、

「呼気は吸気よりも短くする。」

ことが大事である。

 

 

このプラクティスを実践するなら、

ある日、すべての創造的エネルギーが、

外側から内側へ、そして下から上へと、

求心的な方向に流れるように変化するだろう。

ラクティスの実践によって、

上質に変換された性エネルギーは、

崇高なエッセンス(魂)の栄養となり、

高等な意識を目覚めさせる。

 

 

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実践

ラクティスの間は、目を閉じておく。

瞑想の行う間は、いかなる想いも心から完全に締め出す。

しかしながら、あいにくのところ、

心の中に欲望が湧いてくるのは避けられない。

そのような時、最も良いのは、

一旦「HAM-SAH」を中断し、

欲望と自分を同一視することなく調査研究することだ。

例えば、情欲が湧いてきて、

その欲望の存在理由について、徹底的に深く理解する。

その上で「HAM-SAH」を再開する。

そうすれば、もはや情欲は姿を現さない。

それはその欲望が死に屈したということであり、

エロスの槍(クンダリーニ)によって、

最後のプラクリティまで分解されたということだ。

 

 

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怒りにまつわる記憶に繰り返し苦しむ時、

瞑想を中断し、マインドを襲う出来事を理解する。

それを自己批判の鋭いメスで解剖し、調べ分解する。

次はそれを忘れ、「HAM-SAH」の瞑想呼吸を続ける。

 

昔の出来事が思い起こされるなら、

同じように、その記憶の中にある真の意味を見よう。

自己批判のメスを用いて記憶を分解する。

マインドが空になり、空で満たされた時、

心を無にしたまま「HAM-SAH」の瞑想呼吸を続けよう。

マントラを穏やかに繰り返し響かせる。

吸う息はより長く、吐く息はより短くしていく。

 

HHHHAAAAAAMMMM-SAHハーム サー

 

 

このようにして、

完全な静寂、心の寂滅が起き、エッセンスが解放され、

ほんの束の間、リアリティー(真実)に没入できるだろう。

(ニルヴィカルパ・サマディといわれる状態)

悟りの「空」、シューニャターのなかで、

真実の世界がどのようなものか、日頃見えているものと、

どのように違うかを身をもって理解するだろう。

このようにして、

蟻の世界から、太陽や彗星などの広大な世界に至るまで、

そのリアリティー(真実の世界)を確かめることができる。

アクエリアスアバターラの教養」より

 

 

 肉体からの遊離Ⅱ

 

  インティモ(魂)との融合

ノスティック(叡智の実践者)にとって、瞑想とは秘教的訓練である。

瞑想には三つのフェーズ(段階)が存在する。

1.集中

2.瞑想

3.サマディー(法悦)

集中とは、心の焦点を一つの事柄に合わせることである。

瞑想とは、その事柄の本質的内容について熟慮することである。

サマディーでは、人はエクスタシー、法悦、恍惚に至る。

サマディーをマスターした人は意識層に深く浸透して、

宇宙の驚異をダンマの目を通して詳しく調査できる。

(ダンマの目:アデプト(サマディの達人)の魂の視力のこと 訳注)

学徒は以下のエクササイズを実践することにより、

サマディーの

段階に達することができる。

 

 

  エクササイズ

両腕を胸のところで交差させる。右腕が上になるようにする。

ベッドに横になり、リラックスする。

自分の肉体について深く瞑想をしていこう。

次のように自分自身に言い聞かせる。

「この肉体は私ではない。」

次に自身のエーテル体を深く瞑想して、

自分自身に言う。「このエーテル体は私ではない。」

その後、深い瞑想に沈みながら、自分のアストラル体に集中し、

「このアストラル体は私ではない。」と言う。

さらに、自分のメンタル体について瞑想し、

「考えているこのマインドも私ではない。」と言う。

そして自分の意志の力に集中し、

「この意志体(コーザル体)も私ではない。」と言う。

その後、自分の意識について瞑想し、

「私は意識(ブッディ)でもない」と言う。

そして最後に、深い瞑想状態に没入して、

心の奥底から自分自身に向かって叫ぶ。

「私はインティモだ!私はインティモだ!私はインティモだ!」

 

 

このようにして学習者は、霊のすべての乗り物を捨て、

全能者であるインティモと融合できる。

そのとき、思考する必要がないことを理解する。

なぜならインティモの智恵は、

「イエス、イエス、イエス。」であるから。

 

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学習者はまた、「インティモの本質」は究極の幸福であり、

完全なる存在、完全な叡智であることを理解する。

このような至福の瞬間において、

過去、未来、時の流れが、

永遠である「現在」の中に、

偉大なる「宇宙の昼」の中に、

偉大なる「宇宙の夜」の中に溶けており、

全てが永遠なる一瞬のうちに繰り広げられている。

このことを理解するだろう。

『火のバラ』より

 

 

瞑想のステップについて

 

インティモについての瞑想

 

アストラル体で、肉体の外へ離脱できない理由は、

すでにその能力を失ったからである。

瞑想を毎日行い、その能力を回復しなければならない。

瞑想とは、霊的な情報を受け取るための科学的方法である。

 

瞑想には、次の四つの段階がある。

アーサナ(坐法)

ダーラナ(集中)

ディヤーナ(瞑想)

サマディー(法悦)

 

これら4つのステップについて説明しよう。

 

 

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アーサナ:心身を完全にリラックスした状態にする。

・ダーラナ:「世俗的想いは寺院の門前で死ぬべきである。」

あらゆる類の、この世的な雑念を、マインドから遠ざけよう。

ただ内側に、インティモにのみ、

マインドを集中させなければならない。

 

ディヤーナ:インティモを瞑想する。インティモとは魂である。

「あなたがたの肉体は、生ける神の宮であって、

至高なるものが自分の内に宿っていることを思い出しなさい。」

(コリント人への第一の手紙4:16)

学徒は自分のインティモと話そうとしながら、

瞑想中に微睡みを誘い、その後深い眠りに入るべきである。

 

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サマディー:
インティモを瞑想しながら眠りに入る。

(この時、通常の眠りと違い意識は失わない  訳注)

学習者はサマディーに入ることで、

夢見心地の中で不可思議なものを見聞きし、

天使たちと親しげに会話をすることだろう。

意識は無知の眠りの中にいる。

誰も自分の意識が眠りこけているに気づきもしない。

この方法を用いて、読者は永い眠りから、

意識を目覚めさせることができる。

この道を歩むのであれば、

主知主義という、理論による虚しい争いで、

自らの心と感情を害する道を回避できるだろう。

そして、真実という、聖なる叡智を手に入れるのだ。

瞑想とは、賢者の日用の糧である。

『実践魔術マニュアル』より

 

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 5.様々な秘教的瞑想

 

  内なるクリストとの融合

肉体からの離脱

  • 第一ステップ

肉体に集中し、眉間のチャクラの霊的眼をもって、

注意深くアンナマヤ・コーシャ(食物鞘)を観察する。

そして、肉体が自分の本質(霊)ではないことを理解する。

次のように言う。「この肉体は、私ではない。」

そして、意識からこの乗り物に過ぎない肉体を、

自分のマインドから投げ捨てる。

 

  • 第二ステップ

次にエーテル体(生気鞘)に集中する。

プラナマヤコーシャは生命エネルギーを放射している。

鮮やかな光線のオーラを放っている発光体を注意深く観察し、

それをマインドから追い出して、

このように言いなさい。「私はエーテル体ではない。」

 

 

  • 第三ステップ

より深く内観しなさい。

マノマヤコーシャ(意志鞘)に集中するのです。

アストラル体(感情体)に、

次にメンタル体(思考体)に集中しなさい。

アストラル体とメンタル体のこれら二つの体は、

フリーメイソンの寺院、

(古代の神聖な白色ロッジ 現在のものは模倣されたものである)

メーソンの寺院の二本の柱、「ヤキンとボアス」である。

二本の柱はエーテルという霊的物質の寺院(体)の柱であり、

これらはイエソッドの立方石を礎としている。

 

 

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訳注:イエソッドの立方石とは性エネルギー、シャクティ

を意味する。この性エネルギーが変換された時、

それはヴェーダが教えるオージャスに結晶化する。

この結晶化されたマテリアル(霊的物質)こそ、

万能薬であり、錬金術ではアゾエ、賢者の石と呼ばれた。

訳者解説:

人間という存在は、パンチャ(五つの)コーシャ(鞘)

から構成されている。

さらに肉体と心と感情を細分して7つの体と表現できる。

精妙なアートマン(魂)のエネルギーから、

粗雑な肉体の間に微細な体とエネルギーが存在し、

人間というエネルギー体を構成している。

例えるなら7つの体は玉ねぎ上に構成されている。

このエネルギー体を貫くグリッドが、

スシュムナー管とイダー管とピンガラ管である。

イダー管とピンガラ管はヤキンとボアスであり、

7つのチャクラは、この三つの管が交差するポイントであり、

各体を機能させるエネルギーセンターである。

このエクササイズでは、

各エネルギー体を意識的に脱いでいく。

そしてアートマン、インティモ、クリストと融合するのだ。

 

 

アストラル(感情体)、メンタル(思考体)、

この二つの体に十分集中しなさい。

そして自分が二つのうちのどちらでもなく、

それらが自我を表現するための、単なる道具でしかない、

このことを深く理解しなさい。

そして次のように言おう。

「このアストラル体は、私ではない。」

「このメンタル体は、私ではない。」

そのように、それらを自分のマインドから排除しなさい。

自身の4つの罪深い(カルマに満ちた)体を脱ぎ去り、

(肉体と下位の3つの体はカルマの法則に支配されている)

みずからの生ける寺院に参入しなさい。

(生ける寺院:高位の三つの体、コーザル(意志体 因果体)、

ブッディ体(知性体)、アートマン(インティモ)

これら微細な体については、哲学や宗教により諸説ある。訳注)

 

 

黒と白の二本の柱「ヤキンとボアス」の間を、

通り抜けて入って行くのである。

柱の上には神聖な火の文字で、パスワードが記されている。

その言葉こそ「INRI」である。

この言葉を、二つの音節に分けて、繰り返し発声しなさい。

IIIINNNNRRRRIIII

イーンー、ルルルリーイー

(Rのところは舌を巻いてモーター音のように発声する)

そして四つの罪深いマテリアル(実質)を脱ぎ捨て、

霧と炎の世界へと飛翔するのです。

聖書には秘密の教え、エクササイズが書かれていたが、

無知な学者により削除され書き換えられている。訳注

 

 

このエクササイズを用いて、

読者はアッシャー界(物質的世界)を彷徨うこともできる。

遠く離れた土地を訪ねることもできる。

しかし、このエクササイズではワークを続けるために体に戻り、

生ける寺院の黒い柱、すなわちアストラル体に集中しなさい。

そうすると、

蟋蟀(こおろぎ)が出すような、高く鋭い音色が聞こえる。

声に耳を傾けなさい。

その音色こそ、失われた言葉(失われた聖なる名)

のエッセンス、「INRI」である。

(訳注:ユダヤ密教カッバラーの教えでは、

神の名前は言葉することを禁じられてきた。

そのため現代では聖なる名前はアツィルト界において、

崇めることができる。

キリストが教えた「主の祈り」の最初の一行、

「御名が崇められますように」には、

この深い教えが隠されている。

ヘブライ文字では原則として母音を表記しない。

そのため子音を組み合わせて、聖名を表現してきた。

さらに、それさえも畏れ多いことから、

聖なる四文字、つまりテトラグラマトン

(TETRAGRAMMATON)と呼ばれるようになった。)

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次に自分の脳に集中する。

意識を集中させ、響いて音(声)くるのか耳を傾けなさい。

そのようにして、

寺院の白い柱である、メンタル体に意識を集中しなさい。

(訳注:何が聞こえたかは秘密にすべきである。

ただあなたのグル(指導者)にのみ話しなさい。

これはババジの教えた高度なクリヤである。

現在では未だ知られていない技法である)

瞑想を深め、自分の意志体を意識できるようにする。

コーザル(意志体 因果体)でさえも、

自分を表現するための乗り物であること理解する。

次のように言いなさい。「この意志体は、私ではない。」

そして、それを脱ぎ捨ててしまいなさい。

あなたは肉体を脱ぎ捨て、エーテル体、アストラル体

そしてメンタル体の四つの罪深い、

(カルマに満ちた)脱ぎ捨てた後、

聖名に導かれ寺院に参入した。そしてコーザル体も脱ぎ捨てた。

さらに深く内省して、ブッディ(意識体)に集中しよう。

意識体と自我をアイデンティファイ(自己認識)したあと、

自己表現の乗り物の一つに過ぎないことを理解したまえ。

それを手放し、次のように言いなさい。

「この意識体は、私ではない。」

 

 

そして自分自身に「私は誰なのか?」と問い掛けるのである。

そうすると優しく穏やかな声が返ってくるだろう。

「あなたは、私である。インティモである。」

「クリストの写し絵である。あなたと私は、ひとつである。」

その声が聞こえたなら、

この瞬間に、自分と「彼」を一体化させる。

「彼」は自分であると感じなさい。

そして、

「私は、彼である。私は、彼である。」と自分自身に言うのだ。

この意識に到達した時、

心の中で次のマントラを唱える。

「PANDER」

このように唱える。

PAAAANNNNDEEEERRRR

パーンデールルルルル(Rは巻き舌で唱える)

このマントラは内的クリスト(キリスト意識 アートマン)と、

一体化するための助けとなるだろう。

 

 

このエクササイズを熱心に行いなさい。

このワークは日々の内省を通して意識に作用するだろう。

ある日、眠っているにも関わらず意識が目覚める。

(自分が肉体の外にいて、アストラル界にいることを知る)

アストラル体で行動することは、肉体でいるように自然であり、

生き生きとした明確な体験である。

(それゆえ多くの人が夢を理解できず、

死後も自分が死んだことに気がつかない。訳注)

あなたが誠実さと、人類への献身の愛の思いを持つなら、

宇宙の源である中心寺院に参入し、

法悦(サマディ)に浸ることが許されるだろう。

例えるなら、そこは微小な空間である。

「絶対」「全能者」そう呼ばれる神聖な存在を、

そこで黙想することができる。

内的なセンター(チャクラ)を目覚めさせるために、

徹底的にこのプラクティスを実践しなさい。

「マヤの神秘」より

4.集中のプラクティス

 

円を用いるマインドフルネス

 

両目を開いたまま、注意を外側の円に合わせる。

深く集中しよう。

(図をコピーしても良いし、手書きでも問題ない)

次に注意を中央の点に向け集中する。

この集中のエクササイズを行っている間は、

他のエクササイズと同様に、油断してはならない。

考え、雑念、イメージ、音などを完全にシャットアウトする。

それらをマインドに入れないようにする。

さもなければ、その瞬間に主格と対象、

今いる場所が一致しなくなる。

(第6章「SOLの鍵」参照)

 

 

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解説:

私たちの意識は眠っている状態にある。

ヴェーダインド哲学)では、

人間の意識は四つの段階に分けられ定義される。

1.ジャーグラト

感覚器官の支配にある。欲望のままに行動する。

2.スワプナ

夢を見ている状態。微細な印象に支配されている。

3.スシュプティ

アートマンの知覚の目覚め。

プラージュニャ。瞑想中に至福を享受している段階。

4.トゥーリヤ

覚醒意識。アートマンに目覚めた状態。

 

 

普通、私たちは1.2.の段階にいる。

したがって、現実を見ることも、真実を悟ることもない。

外の世界を見ているようでも、自分の感覚と想い、

過去の記憶のフィルターを通して見ている。

同じ音楽を聴き、同じ映画を観ても、

笑う人のそばで、ある人は泣き、ある人は怒る。

トゥーリヤに到達していない人間は、眠りながら生きている。

なぜ、人々は前世を思い出せないのだろうか。

それは、今、この場所、という現実を生きていないからである。

 

これが不幸の原因である。

自分の思い、過去の思い出、感覚、欲望の中を生きている。

そのために、カルマの法則から抜け出せず、

思わぬ事故の犠牲となる。

人々は眠りながら生まれ、学校に行き、仕事をして、

結婚し、眠りながら殺人を犯し、不幸の中を生きている。

そして眠ったまま死んでいく。

だからこそイエスキリストは、

「真実を知れ、真実はあなた方を自由にする」(ヨハネ8・32)

と教えたのである。

 

 

このエクササイズは単純だが、

主格と対象を同時に意識する練習になる。

最初は外側の円に深く集中する。

それから内側の点に集中する。

次に円と点の両方に集中する。

さらには今いる場所を同時に意識する。

今という場所に集中するために、

円と点に集中しながら、聞こえてくる音に耳を傾ける。

あるいは、自分の呼吸の音に集中する。

この三点に集中することができれば、

あなたは日常生活で目覚め始めるだろう。

このように自分に問いかけると良い。

「私は今何をしているのだろうか」

「この出来事は本当に重要か」

「今どこにいるのだろうか」

このような問いかけを習慣化すると良い。

 

 

そうすれば、ある日眠りの中で、夢の中でも同じように、

問いかけをするだろう。

読者の皆さん、夢はアストラル界の一部であることを、

どうか思い起こしてほしい。

この問いかけと、自己観察、自己認識が習慣化するのであれば、

その時、あなたはチベット仏教の教える、

夢見術、ドリームヨガを習得したのである。

ある日、夢の中で目覚めるだろう。

そして、目覚めたものはアストラル界の寺院に参入できる。

アストラル界にも街があり、多くの住人が住んでいる。

そこでは、目を見張る出来事が待っている。

もはや他人の体験や、理論だらけの本の読書で、

思考の迷路にさまよって、脳を痛みつけるのはやめなさい。

自分自身で、真実、真理を体験するのです。

 

 

コップの水のエクササイズ

十分にリラックスしよう。

透明なコップを用意して、すれすれまで水で満たそう。

斜め上から水面を見つめる。全神経を集中する。

そうすると水面にかすかな動きが見えるようになる。

さらに根気よく続けていこう。

時間が経つにつれ、その形は知覚できるものなっていく。

見えてくる象形は、

私たちの周りで起きている様々な出来事と関係している。

このプラクティスを行うことで、

集中力だけではなく、超視覚を発達させることができる。

コップの表面に遠くの友人の姿を見ることもできる。

また、何か問題を抱えているのであれば、

その問題を解決するヒントも見ることができる。

 

 

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ロウソクの炎を使って

このプラクティスの間、

ロウソクの炎に五感の全てを集中させるべきである。

視覚、聴覚、味覚、臭覚、触覚を集中させる。

揺れるロウソクの炎の中に、

音を聴き、放たれる熱と煙の匂いを感じる。

マインド(心)の中に、炎だけが存在するようにする。

なにか雑念が現れたら、この炎に焼き尽くされてしまう、

そのようにイメージし感じると良い。

自分自身がロウソクの炎の一部であると感じる。

火の中に生命が吹き込まれ、その動きが見るまで、

深く集中して観察する。

そうすると、やがて火の精霊(サラマンダー)を見るだろう。

 

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心臓の鼓動のプラクティス

前述したリラックスの方法などで、

全身の筋肉を完全にリラックスさせる。

次に鼻の先に神経を集中させる。

そこに心臓の鼓動をはっきりと感じ取る。

次に左の耳に集中する。

そこでも心臓の拍動を感じる。

その後、左手、左足、右足、右手、右耳と、

心臓の鼓動を感じていく。

そして再び鼻に戻る。

注意を向けたそれぞれの場所で、鼓動を感じ取るようにする。

『ヘルメティック占星術の秘教論文』より

アドバイス

耳の奥で心臓の鼓動を感じたことはあるだろうか。

その感覚を思い起こし、実際に感じられなくても、

イメージを持ちいいて行うと良い。

やがて全身で心臓の鼓動を感じるようになる。

全身に送り出される、血液の流れとともに、

かすかに全身が揺れているのが分かるようになる

 

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3. リラックスの実践

 

 

リラックスとはヨーガの重要な修行である。

現代人は、テレビ、お酒、タバコ、映画などに心を奪われ、

感覚を外側に向けている。

この感覚の流れを内側に向けることが、

プラティヤハーラであり、ヤマ・二ヤマの実践により、

アハンカーラ(心の鞘 エゴ)を破壊することが目的である。

エゴという自我がある限り、青銅でできた目隠しをして、

太陽を見ようとするように、

読者は決して太陽神、ブラフマンを知覚できないであろう。

この青銅、エゴを溶解できるのはクンダリーニだけである。

そのためには、我々は感覚をしなやかにして手懐け、

内側に向ける必要がある。

 

 

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12まで数える

楽な姿勢をとる。

椅子に座るか、仰向けになって寝そべるとよい。

五芒星のポーズをとるのもお勧めだ。

手足を伸ばして大地に仰向けになる。

目を閉じてリラックスして視線は空に向ける。

どの姿勢でも姿勢を整えたら、呼吸に意識を集中させる。

そして自分の体全体を感じる。

息を吸い、止め、吐き出す。一定のリズムで繰り返し行う。

息を吸い込む間に1から12までを数える。

次に息を止め、同じように1から12まで数える。

息を吐くときも同様に、1から12まで数える。

そうすると肉体はあらゆる緊張から解き放たれて、

ますますリラックスしていくだろう。

自分の肉体が完全にリラックスするまで、

必要なだけ何度もこのエクササイズを行う。

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小人のエクササイズ

左右の足部に集中する。

足の繊細なエーテルの体から、

小人たちが登場することを想像しよう。

次にふくらはぎに集中して、悪戯好きな小人たちが、

そこで遊んでいることを思い浮かべると良い。

やがて小人たちは行儀良く一人ずつ膝へと移動する。

小人たちが出ていくにしたがって、

足部、ふくらはぎ、膝の筋肉は順番にしなやかになり、

柔らかくなりリラックスしていく。

小人たちが、にこやかに行進していくことを、

想像しながら同様のエクササイズを引き続き行う。

彼らは生殖器、腹部、心臓、のど、

顔の筋肉、頭へと楽しそうに行進をしていく。

こうして、

体の各部分から小人たちが出ていくことを思い浮かべる。

可愛い小人たちが各部分から移動するにつれて、

筋肉リラックスしていき、

最後には体と存在全体がリラックスする。

『ノーシス入門』より

 

 

黄色を使ったエクササイズ

楽な姿勢をとる。

椅子に座っても、胡座(あぐら)をかいても良い。

手の力を抜いて太ももの上に置く。

顎の力を抜き、上下の歯の噛み合わせを外す。

顔の筋肉を緩めよう(軽く微笑んでから力を抜いても良い)。

眉間の緊張を取り、目の焦点をぼんやりとさせてから、

瞳を閉じよう、そして両目をリラックスさせる。

明るい黄色をありありと心に描き、

瞳を閉じたまま、両手から黄色の光が出ていることを想像する。

その手で黄色の光を染み込ませるようにイメージして、

身体をマッサージしていこう。

足部から始めよう。

右足先から始め、皮膚、筋肉、骨の髄まで、

手から放射する黄色の光に染まるようにイメージして、

優しくマッサージを行う。

左足も同様に行う。

続けて右のふくらはぎ、膝、太ももと行う。

同様に左側でも行う。

次に腰回りをマッサージする。

 

 

楽しいヨーガライフの提案をしていきます