地球時間にして150万年に存在したのがレムリアと言われていた文明だ。
これはいわば土星期といわれる周期にあり、
人類は火の霧の中に存在していた。
つまり、私たちの文明は大きな周期の流れの途中で、
今の文明は物質的、唯物主義の頂点、いや底辺にあるといえる。
西暦1900年頃よりカリ期は終わり始め、人類は意識の輝きを取り戻し始めている。
その前に人類は3度の世界大戦を体験することになっていて、
それはもう直ぐ始まるだろう。
1962年の2月に西洋占星学では水瓶座の到来を告げた。
このとき主星である天王星は地球に大きな影響をもたらし、
その影響は22世紀まで続くだろう。
天王星は地球に対してほぼ90度で自転しており、
約84年で極が入れ替わる。
そのため、性的なエネルギーは地球に男性的、女性的と影響を与える。
これが社会の男女の優越、封建主義、母性社会、父性社会の変遷をもたらす。
いま起きている社会的混乱は、レムリア文明の終焉、アトランティス文明の終焉と、
同じような現象である。
残念ながら今回の文明では人類の知性は未発達で、
科学者が誇る成果も過去の文明の足元にも及ばない。
アトランティス文明では惑星間を航行する宇宙船を持ち、
彼らは脳移植やアンドロイドの生成を行い臓器移植も行っていた。
今現在見られる有袋類もかの文明の作品である。
今起きていることは過去の記憶の再生のようなものだ。
人々は自身の欲に囚われ、一部のものが富を貪り、
そして社会が混乱して崩壊する。
アトランティスでは人類は水の中に住んでいたとも言える。
なぜならば大気のなかでは酸素と水素が多くを占めていたため、
人類だけではなく動物も巨大であったから。
朝焼けと夕焼けには虹が空を輝かせており、
当時ハリオス・エストロスと名乗っていた私は、
アカルダンと呼ばれる科学協会の一員であり、
エネルギー開発のエンジニアであった。
7つあった島々の、今の西海岸にそれはあったが、
7人の統治王の総称がトートとよばれ、
ラムーと呼ばれていた王が実質文明の頂点にいた。
妹の延命のために多くの罪のないあ人々が実験台にされていて、
噂では彼女や王族は1000年以上生きているという。
いわば、社会の理性の終焉、マインドが地球の有機体、
惑星体に根付くために、アトランティスは終焉したと言える。
かの文明は知性を限りなく輝かせたが、
人間、そう呼ばれる今の人間の雛形を生み出すために、
脳を分化させ、その結果、
善と悪、光と影、白と黒、二極性、を、
対立を生み出した。
それ以前はこのような文化はなかった。
特にレムリアでは黄金とも言える時代と文明があった。
いま過去を見る機械があるとして、実際それはあるのだが、
レムリアの人類をみても、あなた方はそれを人間とは思わないだろう。
300年前に地球は今よりも流動的であり、
人類はいわば空間を漂うように存在していた。
海の生物が潮を意識しないように、
皆さんがその存在を知らない火の中の生物が火を意識しないように、
レムリアでは火の中に全てが存在していて、
そこには都会があり、海があり、
独特な社会があった。
レムリアは3期に分けることができる。
つまり男女の区別がない時期
分化が始まり女性と男性に別れ始めた時期
男女の区別がつき、尻尾が発達して出産という、
生殖の変化が生じた時期。
この時に、エデンの追放と言われる意識の芽生えが起きた。
この以前は彼らは純粋ではあったが、自分の体の上から
自分を見ていると言った状態にあった。
この時、月の文明が滅んだ後に、地球に移住していた天使たちが、
この人類の文化に関与したのである。
ルシフェルとよばれたこの存在は、
人類に新たな生殖方法を教え、
サカキと呼ばれた科学者がそれに協力した。
この人類に創造された尻尾のような器官を、
クンダルティアグダール器官という。
このクンダルティアグダール器官はレムリアの内的衝動を完全に目覚めさせ、
エネルギーを地上に流す役割を果たし、
その結果、地球は火、ガス上から、物質化へ変化を遂げたのである。
そして、この時、様々な地球外生命体が関与して、
人類は今の外観に近いものとなった。
多くの人類がこの時、獣以下に変わり、
一部の人類が精神を発達させた。
アトランティスの時も同じだった。
大多数は洪水と大気組成の変化で生じた大量の水のなかに溺れた。
その多くは地下の闇の世界に引き込まれた。
この世界は地獄と呼ばれているが、
正確には9つの段階に分かれた地球内部の世界である。
今世紀精神的発達をする人々は数少ないだろう。
多くは戦争と大変動のなかで消えるだろう。
自我を手放し、慈愛の高等意識、高等な感情を目覚めさせるのが望ましい。
かりに、命を落としてもその精神にふさわしい世界に行けるから。
次回は瞑想についてお話ししよう。