明らかにされたクリヤヨガ

伝統的なヨーガの情報とクリヤヨガの技法をお伝えします

伝統的なヨーガの教えとクリヤヨガ の技法をお伝えします

レッスン9のつづき


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7つのチャクラを学ぶ

 

チャクラについては様々な教えや本が存在しています。

しかしながら、みなさんが学んできた教えをいちど忘れてしまいましょう。

これからお伝えするのは各チャクラの位置、意味と働きについての基本的な内容です。

最も大事なのは、自分自身の体験を通じてチャクラについて学びを深めるということです。

一般の書物の中には多くの間違いが混じっています。

 

このプラーナを各チャクラに集めて上昇させることを目的として捉えてください。

尾骨から頭頂の裂け目までの間をクンダリニーは上昇します。

その間をつなぐ脊椎の骨は約33と言われています。(個人差があります)

脊椎の33の段階は精神的進化と関連があります。

ヨーロッパ各地の秘密結社、秘教サークルは多くはこの精神的進化を位階制に取り入れています。

有名なフリーメイソンの33の位階もそうです。

僕自身が昔属していた、ドイツOTO(聖騎士団)もそうです。

残念ながら、悪名高いアレイスター・クロウリーが騎士団に大きな混乱を起こし、

その後分裂しましたが...

私は、メキシコ支部のGnosis派のグループで数年間学び、

「21世紀のクリヤヨガ」と言える新しいクリヤヨガを学びました。

それについてはいずれお話ししましょう。

 

7つのメジャーチャクラ

 

肉体も含めて7つの体(伝統的なヨガの教えでは5つの体)はそれぞれが、

段階の違うエネルギーの集合体です。

 

例えていうならば、肉体は最も粗雑なエネルギーから構成されていて、

呼吸する体=エーテル体はプラーナ

アストラル体、メンタル体などのリンガシャリーラは感情と思考のエネルギー、

コーザル体は分子の世界と言えるかもしれません。

 

この多次元の体の中心になるのが主要な3つのナディ、

スシュムナー、イダー、ピンガラーであり、

7つのチャクラはこの3つのエネルギー、

中性、陰性、陽性の交わるパワーポイントです。

 

実際には他のチャクラも知られています。

例えば昔ブームになった「チベットの若返り体操」では、

私たちによく知られているチャクラではなく、

7つのボルテックス(エネルギーの渦)を、瞑想の中心に置いていました。

残念ながら、日本で流布したものは単なる体操でしかありません。

なぜならば、本来のチベットの儀式では、

7つのボルテックスを中心とした教えであり、

体操ではなく儀式であり、瞑想と観想が大事なのです。

どうやら翻訳者の意向でよく知られているチャクラに変更したようですね。

このチベットの儀式では人間の3つの脳の教えに触れることもありません。

そして第6の儀式も誰も教えていません。

(僕は第6の儀式の詳細を学び実践していますが)

このことはいずれお伝えしましょう。

本来の教えであるボルテックスは、

前額部、後頭部、心臓、臍、生殖器前立腺or子宮)、両膝の7箇所です。

 

 

 

さて話が脱線しましたが、

人間の体には無数にチャクラとかボルテックスと呼べる、

エネルギーの集中する場所があります。

重要なものとして、他にも脾臓、肝臓や肺にも存在しますが、

メジャーチャクラに話を戻しましょう。

 

チャクラは脊柱管の中を走るスシュムナーの中に存在します。

体の体表面には存在しません。

それはクセトラムです。

一つ一つのチャクラに2つのクセトラム(体の前面と後面)が存在します。

図を見て確認してください。

 

この2つのクセトラムは陽極と陰極と捉えてください。

あるチャクラの質とパワーに焦点を合わせたい場合は、

体の前面である陽極であるクセトラムに集中します。

意識をチャクラの源に移動させたいときは、

体の後面のクセトラムに集中します。

 

もう一度思い起こしてください、

チャクラの根はスシュムナーの中に存在します。

言い換えれば、スシュムナーの中に光の粒子のように存在しており、

放射線状に光を放っています。

それはまるで球体のように見えると想像してください。

事実、カッバラーの秘教実践(生命の樹の観想)では、

セフィロート(チャクラ)を球体として想像します。

チベット密教では上からみた円盤状のものとして想像します。

 

チャクラへの集中は今説明したように想像した方が、

みなさんがクリヤヨガの中で体験する実際のチャクラの姿に近いでしょう。

つまり、スシュムナーに存在するチャクラの粒子が球体状に光を放射している。

これが21世紀のクリヤヨガの基礎です。

 

もう一度復習しましょう。

あるチャクラの花弁(放射線の数)についての機能を知りたければ、

体の前面のクセトラムに集中すると良いでしょう。

チャクラの源の位置を定めたいのであれば、

一般的にビンドウーと呼ばれる後面のクセトラムに集中すると良いでしょう。

 

一例をあげましょう。

第三の目と呼ばれる眉間の中心は、

6番目のチャクラであるアジュナーチャクラの前クセトラムです。

もし、霊的な幻視を見るためにこのチャクラを利用したいのであれば、

アジュナーチャクラの源を知覚するために、

後クセトラムであるメドウラを意識しなければなりません。

レッスン8の頭部の図を参考にしてください。

つまりメドウラからアジュナーチャクラを通して第三の目である、

ブルマディヤ(第三の目 アジュナーの前クセトラム)を見るのです。

 

長々と書きましたが、

一つ一つなるべく分かりやすく説明しようとしたら、

今日はアジュナーのところで時間となりました。

今日書いたところは、いわば秘伝中の秘伝にあたるところです。

まだまだ秘伝はあるのですが、

(特に性腺のチャクラなどは今でも秘密とされてます)

書いたところを振り返って見て、

「こりゃー随分書いてしまったかなー」と思っています。

年内には本にまとめますが、

本では逆にここまで書かないかもしれませんね笑

 

では

 

また

 

つづく

楽しいヨーガライフの提案をしていきます