月からの漂流者たち
レムリア文明は大きく初期、中期、後期に分けられる。
レムリア初期の人類は現在の人類からはかけ離れた存在であり、
見た目は深海のクラゲに近い。
自らの意思で容姿を変えることができ、
男女の区別はなかった。
崇高な信仰のもと、二人の存在が愛し合い、
お互いの原形質を交合させて新しい生命を誕生させていた。
その時全身が神聖な音で共感し新しい音を産み出すのだ。
中期に入り、二人の存在は男性的要素と女性的要素に分化していった。
後期では完全に男性的容姿と女性的容姿に別れていった。
全てはメタトロンという物質であり、
地球はまだ暗く太陽もまだ近くに存在していた。
当時地球と交流があったのが現在金星と呼ばれる星である。