聖餐式
最後の晩餐のなかで、
主はパンをとると裂きそれを弟子たちに配り、
「これは私の体です」と言いました。
また意味深い言葉とともにワインを与えました、
「これは、多くの人の罪の赦しのために流される、
新しい契約のための私の血である」
そうなのです、
すべてにおいて憐れみ深い主イエスは、
人類の罪が赦されるため、そして心から悔い改めて、
神の生活に導かれるように、
人々が主に習うように、
その生涯を生き、そして死んでいったのです。
聖なる晩餐が終わると、
主はひざまずき、弟子たち一人ひとりの足を洗いました。
驚いている弟子たちに主は言われました。
「あなたたちの主であり、家長である私が、
あなたたちの足を洗ったならば、
あなたたちもお互いの足を洗うべきです」
その後、主は弟子たちとオリーブ山に向かうと、
この後すぐに起こる出来事について、
はっきりとした暗示を与えました。
ペテロの主への従順を誓いますが、主はこう答えます。
「この夜、鶏が鳴く前に、
あなたは私を三度否定するでしょう」と。
この答えに弟子たちは当惑しました。