明らかにされたクリヤヨガ

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スワミジの言葉 イエスの生涯 新連載 8


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パリサイ派の人々や公人たちが、

罪人と非難する者たちと

主イエスはたびたび食事を共にしました。

ユダヤ教の正統派の人々にとって、

主は理解できない存在でした。

主は大胆にもこう宣言して彼らの疑念を払拭しました。

「医者を必要とするのは、丈夫な者ではなく病人です」

わたしはあわれみは好むが、いけにえは好まない。

わたしは正しい人を招くためではなく、

悔い改める罪人を招くために来たのです」

 

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ある日、ある王様が主に来て、主に言いました。

「私の娘が死にました。

しかし、もしあなたが来て娘に触れるなら、

娘は再び生きると、私は信じます」と。

主は支配者に付き添い家に行くことにしました。

その道すがらで、信仰による素晴らしい奇跡が起きました。

ある貧しい女性は、長血(出血が止まらない病気)で患い、

このことが女をひどく苦しませていたのですが、

主の衣の一部に触れたのです。

すると女はたちどころ癒されました。

そののち、主は王様の娘に手をあてました、

すると娘はよみがえり床から起き上がりました。

 

こうして、主は行く所どこでも、

病人を癒され、

目の見えない者の目は開き、

耳の聞こえない者の耳はあいた。

 

 

洗礼者ヨハネは殺されました。

主イエスは舟に乗り砂漠に着き、その知らせを耳にしました。

その地でも群衆は彼に従って集まっていました。

夕暮れが近づいたとき、

パンの塊が五つと二匹の魚しかなく、弟子たちは慌てました。

なぜなら、約五千の人々とその家族が、

これらの食べ物を分けないといけないのですから!

しかし、主イエスは天へ祈りを捧げると、

パンを裂きすべての人々に分け与えたのです。

主は弟子たちに彼を舟に乗せて群衆から離れるように頼み、

一人になると熱心に祈りました。

夜が更けたとき、岸から遠く離れた舟の中にいた弟子たちは、

エスが彼らのところに向かって水の上を歩いてくるのを見て、

ひどく驚きました。

弟子たちは幽霊がきたと思ったのです。

ペテロは主にお願いしました。

「主よ、あなたでしたら、

わたしに命令して、水の上を歩いてそちらに行かせてください」

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エスは言われた。

「来なさい」

するとペテロは水の上を歩くことができたのです。

しかし途中で、ペテロは風に怯え、彼の信仰は揺れました。

するとたちまち水に沈み始めました。

エスは手を差し伸べて彼を捕まえると、

「信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか」と言われたのです。

主を信じる者は、どんなことでも成し遂げることができます。

 

 

ある日のこと、

豊かな支配者階級の若者が主に近づき尋ねました。

「良き主よ、永遠の命を受け継ぐために何をすべきですか」

主イエスは答えました。

「戒律を守りなさい」

その答えに対して、

「はい、子供のころから戒律を守ってきました。

他に私は何をすべきでしょうか?」と若者は質問をします。

「あなたに欠けているものが一つある」とイエスは言いました。

「あなたが持っているものをすべて売り払い、

貧しい人々に分けてあげなさい。

それから、あなたの十字架を手に取り私に従いなさい」

この犠牲と放棄についての言葉を聞くと、

若者は主から離れて歩き去りました。

主イエスは言いました。

「金持ちが神の国に入るよりも、

ラクダが針の穴を通る方がまだ優しいのです」と。

(訳注 ルカによる福音書18章18~30)

 

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    主の変容

ある日、

主イエスはペテロ、ヤコブヨハネを連れて、

黙想のために山へと登りました。

すると突然、主イエスは彼らの面前で変容したのです。

顔は太陽のように輝き、服には光沢がありました。

そこへモーセとエリアが現れました。

明るい雲が彼らを覆い隠し、声が聞こえました。

「これはわたしの愛する子であり、

わたしの心にかなう者。これに聞け」と。

弟子たちはあまりの畏れおおさに崩れ落ちました。

主イエスは近寄り弟子たちに触れると言いました。

「起きなさい、恐れるな」

彼らが頭を上げると、主イエスだけがそこにいて、

今見たことに驚き心を打たれました。

エスは、このように多くの偉大なる教えを、

弟子たちや他の者たちに伝えました。

主は神の倫理を大胆かつ権威をもって話し、

寓話を通して霊的真理を明らかにしました。

 

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    偽善への聖なる戦い

それからある日、彼はエルサレムに行きました。

そこにある神殿では、商いの取引がされていて、

世俗的な物を売り買する人々がいたのですが、

主は彼らを追い払いました。

そして、人々に主は思い起こさせました。

「このように聖書には書かれている。

私の家は祈りの家と呼ばれる。

しかし、あなたがたは泥棒の洞窟にしている」と。

主の素晴らしい奇跡的な癒しの力を見て、

人々は彼をダビデの子」と讃えたのです。

しかし、これらのことが祭司を苛立たせることになりました。

祭司たちは数多くの質問をして猛攻撃しましたが、

それに対して主イエスが答える内容に、

彼らは驚き、彼を妬ましくさえなりました。

しかし、祭司たちは、主を預言者と敬う民衆の反乱を恐れ、

彼に害を加えることができずにいました。

 

 

明白な言葉で、主はパリサイ人と律法学者たちを非難しました。

主は言いました。

「あなたたちは災いだ、

律法学者たちとパリサイ人たちよ、

偽善者たちよ!

あなたがたは、白く化粧された墓のようだ、

外見上は美しく見えるが、

死んだ人の骨と、あらゆる汚れでいっぱいだ。

人々の前では、

そとづらは、道義的に正しい者のように振る舞うが、

あなたの中には偽善と不公正で満ちている」

エスの教えは、これらの偽善者たちを大いに怒らせ、

ついには主の人生に終止符を打つこと決めました。

彼はまた、この地上での滞在の最後の日に、

十字架にかけられると、しばしば預言していました。

 

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主イエスがベタニヤに逗留していたある日、

ある女信者がイエスのもとに来て、

大きな信仰と献身の心をもって、

非常に高価な香油を彼に注ぎました。

その行為に主の弟子たちでさえ、無駄遣いだと感じ、

彼女はその香油を売り、

そのお金で貧しい人々に施すべきだったと非難しました。

しかし、彼女の心と、

また来るべき時を知っていたイエスはこう言いました。

「なぜ彼女を困らせるのか?には彼女のために良い仕事をしていたのですか?

あなたがたはいつもあなたと一緒にいる。

しかし、私はあなたが必ずしもそうではありません。

彼女は私の体にこの軟膏を注いだので、

彼女は私の埋葬のためにそれをしました。

『なぜ、女を困らせるのか。

私によい事をしてくれたのだ。

貧しい人たちはいつもあなた方と一緒にいるが、

私はいつも一緒にいるわけではない。

この女が私のからだに香油を注いだのは、

私の葬りの用意をするためである」

 

 

さて、イエスがベタニヤでらい病人シモンの家におられた時、

ひとりの女が、

高価な香油が入れてある石膏の壺を持ってきて、

エスに近寄り、

食事の席に着いておられたイエスの頭に香油を注ぎかけた。

すると、弟子たちはこれを見て憤って言った、

『何のためにこんな無駄使いをするのか。

それを高く売って、貧しい人たちに施すことができたのに

エスはそれを聞いて彼らに言われた

『なぜ、女を困らせるのか。

私によい事をしてくれたのだ。

貧しい人たちはいつもあなた方と一緒にいるが、

私はいつも一緒にいるわけではない。

この女が私のからだに香油を注いだのは、

私の葬りの用意をするためである。

よく聞きなさい。

全世界のどこででも、この福音が宣べ伝えられる所では、

この女のした事も記念として語られるであろう』

マタイ26章6~13節

 

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裏切り者

さて、奇妙なことが起ころうとしていた。

それが避けられないとしても、

なんと恥ずべきことなのだろうか。

弟子の一人が主を裏切ったのです。

最後の晩餐のときに主ご自身が語りました。

「悲しいかな、人の子を裏切るその人は、

生まれてこなかった方が幸せであったろうに」と。

パリサイ人たちが主を葬ろうと企てていたとき、

イスカリオテのユダは大祭司のもとに行き、

銀貨30枚で主を裏切り、手渡そうと申し出たのです。

 

 

過越の祭りが近づいていました。

主から命じられたように、

弟子たちは敬虔な市民の家で晩餐会を準備していました。

まったくもって不思議なことに、

皆がそろって座り食事が始まると、

主イエスは言葉をひそめました。

「まことに、まことに、あなたがたに言うが、

あなたがたの中の一人が私を裏切るであろう」と。

その言葉に弟子たちはひどく驚き動揺しました。

主は裏切り者が誰かを知っていたので、

弟子たちに答えをほのめかしました。

「私とともに同じ器に手を差し入れる人、

その人こそ私を裏切る者だ」

 

 

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