明らかにされたクリヤヨガ

伝統的なヨーガの情報とクリヤヨガの技法をお伝えします

伝統的なヨーガの教えとクリヤヨガ の技法をお伝えします

アーナパーナサティ経典


2018年5月からブログリニューアル


毎日記事更新中


さてここ数年でマインドフルネスという西洋からの流れで

ヴィパッサナーが日本でも認知度を上げましたね。

 

私自身がヴィパッサナーを知ったのは25年ほど前でした。

 

それからタイに修行にもいき

ヨーガと合わせて研究をしてきました。

 

奥さんのお兄さんが

タイの方と家庭を持ちバンコクに移住しているので

タイではお世話になり感謝しています。

 

タイ語はとても難しくて

タイの従姉妹に

スワンモークと何度言っても通じなかったことを思い出します。

スワンモークではなく

スワンモ⤴️ク と

モノところを急に上げ調子に言わないと通じません

 

仏教徒いえば大乗と小乗に大きく分けられて

ヴィッパサナは原始仏教とよく言われますが

実はそんなに簡単には分けられません。

 

マインドフルネスが流行たことで

 

にわかマインドフルネスの教師が増えましたが(辛口でごめん😅)

仏教の発展の中で地域の歴史の流れや

もともとあった土着の宗教などとの紛争や迎合があり

同じヴィッパサナーと呼ばれる中でも

かなり違ったりするのです。

 

その中でも

ダンマパダや スッタニパータなどは

初心者にもわかりやすく

重要な経典だと言われています。 

 

そして

とても重要なのが

アーナパーナサティスートラですね。

 

タイでも

先ほど述べたスワンモークには

瞑想センターがあり

一般の方も寺院で指導を受けています。

 

とは言っても

タイでの貧困の差は激しく

従姉妹などは中国系のタイ人なので

普通に年収は日本のサラリーマンの3倍は稼いでいます。

ですから

タイ人なら誰もが

スワンモークでリトリートを受けているというわけではありません。

 

非常に有名な指導者は

アーチャンチャ比丘

ブッダダーサ比丘が一般の方にも知られています。

(どちらも日本語的発音で通じました笑)

 アーチャンチャー比丘の笑顔 

素敵です✨

 

 

ブッダダーサ比丘の著作で邦訳があるものとして

こちらは有名ですね

私も愛読しています。

 

 また

同じ アーナパーナの解説書として

 ローゼンバーグ先生のこちらの本があります。

 

 

 

また

最近このようなブログを発見しました

hachisu-net.com

このブログはもはや機能してないようですが、

ニミッタの観念が素晴らしく

大変参考になります。

 

仏教についてお話ししているように

思われるかもしれませんが

もともと仏教とは

仏陀の教えを 意味しています。

 

ですから

ヴェーダという

インド哲学の大きな輪の中に入るのです。

 

面白いことに西暦700年頃に誕生した

アディ シャンカラ

不二一元論

つまりアドヴァイタ・ヴェーダーンタ哲学の教義を教えていて

非常に仏陀の教えに近いと言われています。

主な著作は、ヴェーダーンタ派の注釈『ブラフマ・スートラ注解』があります。

そのほかに

サンキャ哲学の集大成とも言える

「ウパデーシャ・サーハスリー」が有名ですね。

なぜか以前 Facebookでも写真入りで紹介したように

手元にどちらも持っています。

 

『ブラフマ・スートラ注解』は

どうやら絶版のようでした。

 

しかし。。。

 

 

非常に難解です!😲

何回も読んでも 難解です!

(ここ笑うところですよ ここで笑わんかった もうないよ)

 

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さて

 

アーナパーナサティに話を戻しますが

 

決してこの経典は独立したものではなく

私たちの存在全体を認識する

ヴェーダの教えに基づいたものなのです。

 

ヨーガでは人間という存在は

パンチャコーシャという

五つの鞘に分けられるということを

説いていますが

 

アーナパーナサティでは

同様に

1.呼吸する身体 (肉体と呼吸する微細なエーテル体)

2.ヴェーダナ(感受 アストラル体

3.思考(メンタル体)

4.ダンマ(ダルマ 法 魂など)

の順番に自己認識 つまりサティを深めていく方法です。

 

そして

この過程の中で

ダンマ(ダルマ) 自己分析 哲学が

大きく関わってきます。

 

ですから西洋化されたマインドフルネスを学ぶことは

大きな霊的な力にはなりますが

 

できれば

ヴィッパサーという伝統的な方法を学ぶことが望ましいのです。

 

先ほど紹介した

アーチャンチャー比丘や

ブッダダーサ比丘の著作を読まれることを

お勧めいたします。

 

OM

 

 

 

 

 

 

楽しいヨーガライフの提案をしていきます