2年前にドミネ・クォ・ヴァディス教会に行きました
この小さな教会がイタリアのはずれにある教会です。
上の写真はネットで拾いましたが、
下の写真は私が撮影したものです。
聖ペテロが迫害から逃れるために
ローマから脱出しようとしていた時に
イエスキリストがペテロの前に姿を現して
立ち去ろうとした時
ぺテロが思わず
「ドミネ・クォ・ヴァディス(主よどこに行かれるのですか?」
と声をかけたことから
後世に この場所に教会が建てられました。
「私はもう一度十字架にかけられに行くのだ」
そうキリストは答えたそうです。
その答えを聞いたペテロは
「では逃げずに、十字架にかけられよう」
と決心してローマに戻りました。
そしてイエスが捕らえられた時
3度もキリストの弟子であることを否定したことなどを恥じて
「キリストと同じようには十字架にかけられる資格はない」
と考えて
逆さまに十字架にかけられて亡くなりました。
その場所が
ヴァチカンのサン・ピエトロ教会の建てられた場所です。
キリストが立ち去った後
このように足跡が残っていたそうです。
この足跡もカトリックの信仰の対象になっています。
おそれ多くも触って口づけをしてきました。(そうです変態です)
今回は
神の御足に信頼を寄せて
この世の仕事を行うことの大切さを
スワミ・シヴァナンダジが教えてくれます。
そして怒りが人生をダメにするという事を。
どうぞ珠玉の言葉を心の耳でお聞きください。
愛によって怒りを制御しなさい
怒りは肉体の神経システムを粉みじんに壊し、
内なるアストラル体(星幽体 感情体)に、
深く長続きする影響を生み出します。
アストラル体から暗い矢が撃ち放たれるのです。
憤怒に似た何か恐ろしいものが、
アストラル体に深い炎症を起こします。
怒りによって必然的に起こる破滅的な結果を、
今やあなたも理解できるでしょう。
怒りの犠牲者になってはいけません。
他者へのクシャマ(Kshama 寛容さ)、愛、慈悲、
憐れみ、ヴィチャーラ(Vichara 探求)と熟慮によって、
あなたの怒りを制御しなさい。
あなたのマインドを、主の蓮華の御足に留めなさい。
仕事に勤しみなさい。
練習すればこの二つを同時に行えるようになります。
手作業などは自動的、
機械的に本能的に行えるようになるのです。
あなたのマインドを主の御足に留めおくのです。
そうすればこの世にいながら神を悟るでしょう。
Hariom