明らかにされたクリヤヨガ

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ブラフマチャリヤの実践 2


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今日、人類に襲いかかっている性的な堕落は、

人間という存在には「性的な本能」あると、

仮定していることに直接に起因しています。

しかし、人々はそのようには振舞ってはいません。

自然の本能とは妊娠(生殖)のためにあるのです。

もし、男性と女性が性を単に生殖本能として捉えて、

性的な耽溺を制限するのであれば、

ブラフマチャリヤを遵守していることでしょう。

 

 

これは、

ほとんどの場合不可能であることが分かっているので、

人生のより高い価値を追求する人々には、

完全な禁欲が課せられるのです。

ムムクシュトヴァ(熱望)を燃え上がらせるサダカ(霊性修行者)

に関していうならば、独身主義(禁欲)は、

彼の生命エネルギーを浪費させないために、必要条件なのです。

(訳注 

ムムクシュトヴァ:

ヴェーダンタの霊性修行者としての知識の四つの手段の一つ。

知識の四つの手段はサダナ・チャツシュタヤと呼ばれる。

サダナ・チャツシュタヤ(Sadhana Chatushtaya)とは

ヴィヴェーカ(識別)、ヴァイラギーヤ(放棄)

シャットサムパト(6つの美徳)、

ムムクシュトヴァ(熱望)の四つを意味する

世俗的な欲望を全て満足させようとすることは罪深いことです。

肉欲は、神のものになろうと一心に働く、

霊の卑しい奴隷としてあるべきです。

人は神との霊的な交わりのために創造されました。

しかし人は、

神との黙想から引きずり降ろして、世俗的な生活へ導くために、

人の感覚的な性質を利用して誘惑する、

悪魔に屈してしまっているのです。

 

したがって、道徳的な善良さとは、

すべての感覚的な喜びを放棄すること、

識別(ヴィヴェーカViveka)と放棄(ヴァイラギアVairagya)

によって世俗な事物から身を引くこと、

霊性に従ってのみ生きること、

神の完徳と純粋さを模倣することにあります。

官能にふけることは、知恵と神聖さに矛盾しています。

人生における偉大な事業とは、不純な事柄を避けることです。

楽しいヨーガライフの提案をしていきます