今回で
スワミジの霊的訓令の1から20までを翻訳しました。
デヴァインライフソサエティの英文からの翻訳なので
日本で知られている内容よりも
厳粛で厳正で少し とっつきにくいと感じるかもしれません
グルデヴ (シヴァナンダジ)は
少しずつ実践しなさい
と話されていますので
決して無理することなく
少しずつ生活に取り入れてみてください。
16.愛を実践しなさい
誰も傷つけてはなりません。
अहिंसापरमॊधर्मःアヒンサー・パラモ・ダルマ
(マハトマーガンディーが繰り返し唱えた言葉。
アヒンサーはダルマ(徳 聖なる法則)の中でも最上のものである
という意味。
ヒンドゥー教の聖典『マハーバーラタ』と『マヌ法典』にあらわれる。
古代インドに起源を発した宗教、
愛とクシャマ(Kshama許し 寛容)、
ダヤ(Daya哀れみ)によって、怒りを制御しなさい。
病める者や貧しい者に、愛と慈しみで奉仕しなさい。
これこそ神の奉仕です。
17.独立自尊
使用人に頼らないこと。
自立心こそ最も高い美徳です。
18.自己分析
寝床に入る前には、
その日の1日を振り返り、犯した過ちについて反省をしなさい。
ベンジャミン・フランクリンを見習って、
霊的日記をつけて、自己改善の記録を続けなさい。
あなたの日課と、決意した方法をやり通しなさい。
過去の間違いを、思い悩まないようにしなさい。
アメリカ合衆国の政治家、外交官、著述家、
物理学者、気象学者、発明家。
アメリカ独立に多大な貢献をした。
「道徳的完全に到達する大胆で難儀な計画」を思いつき、
自らの信念を十三の徳目にまとめた。
彼は毎週、一週間に一つの徳目を掲げ、達成に取り組んだ。
年に4回この過程を繰り返した。 訳注)
19.あなたの義務を果たしなさい。
どの瞬間にも、
死があなたを待ち構えていることを思い起こしなさい。
必ず義務を遂行しなさい。
純粋なる行いをなせ。(サダチャラ Sadachara 正しい行い)
20.神を思い起こせ
目が覚めるや否や、神を思い起こせ、
そして、寝る寸前にも神を思い起こせ、
いついかなる時も、
仕事をしている時も、そうでない時も、
神を思い起こせ。
常に神の御名を繰り返し唱えるのだ。
あなた自身を、神に全面的に明け渡すのだ。
(サラナガティ 神への全托)
これこそあらゆるサダナ(霊性修行)の真髄なのです。
この修行によって、あなたは自由になれるのです。
これら全ての霊的訓令、カノン(法規 聖典)は、
厳格に守るべきものです。
マインドに対して容赦などしてはいけません。
皆様に神の平安がありますように
OM Shantih