明らかにされたクリヤヨガ

伝統的なヨーガの情報とクリヤヨガの技法をお伝えします

伝統的なヨーガの教えとクリヤヨガ の技法をお伝えします

幽体離脱のマントラ

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マントラ「TA-I RE RE RE 」

マントラ”TA-IRE RE RE”も幽体離脱に役立つマントラだ。

心の中で、このマントラを唱えながら眠気を催させる。

まどろんでいる最中、ベッドから起き上がり、

部屋を出てノーシス教会へと向かいなさい。

 

エクササイズ

眠りに就く時に「TA-I RE RE RE」を唱える。

TAAAAAA-IIIII     ターイー

このように母音A(ア)に強いアクセント置き発音する。

残りの三つのRE(レ)は巻き舌の発音軽めにして、

E(エ)を美しい鐘が鳴り響くように伸ばして発音する。

(実際には心の中で表現するが、

実際に発音して練習すると良い)

REEEEE・・・REEEEE・・・REEEE

レー レー レー

「TAI」は低いトーンで発音し、

三つある「RE」は「TAI」より高いトーンで繰り返し発音する。

繰り返し発音する。

ターイー レーレーレー ターイー レーレーレー

ターイー レーレーレー ターイー レーレーレー・・・・

 

 

眠りに入る瞬間、覚醒と睡眠のはざま、

まさにこの状態こそ最も貴重な瞬間だ。

このとき、躊躇うことなく、怠惰に寝入ることなく、

疑うことなく、あれこれと考えることなく。

極めて自然に、反射的に、本能的に、

自動的に、全くの子供のようにあどけなく、

ベッドから起き上がるのだ。

鳥を観察してみるとよい。

飛び立とうとするとき、

鳥たちは理由を考えず、先入観を持たない。

ただ本能的に、自然と飛び立っていく。

「実践魔術マニュアル」

「ロゴス・マントラ・テウルヒア」より

 

マントラ 「FARAON」

古代エジプトマントラを教えよう。

そのマントラは「FARAON」だ。

エジプトのピラミッドに心を集中させて唱える。

覚醒と睡眠のはざまに至るまで、心の中で唱え続ける。

 

 

 

 

 

 

発音の仕方

FARAON  ファーラーオーン

Rは巻き舌を用いて、各母音を強調して発音する。

 

FAAAAARRRAAAAA・・・OOONNNNNN

ファールルラーオーン

 

「七つの言葉」より

 

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アストラルトリップの姿勢

 

 

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幽体離脱の姿勢を示すチャックモール

古代マヤのこの神聖な像は後世の人々によって

間違って解釈され、生贄の台とされた。

 

 

エジプトでのイエス

エスはエジプトでこの叡智を実践した。

人間の脊柱管の中にはプラーナの通り道があり、

スシュムナーと呼ばれる。

その両側にはイダーとピンガラーが存在し、

人体の陰と陽のバランスをとっている。

イダーは女性的であり、ピンガラーは男性的である。

この地球は「FA(ファ音)」を奏でている。

偉大な「FA」のシャープ(#)とフラット(♭)が、

イダーとピンガラーである。

 

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スシュムナーはさらに3層に分かれている。

ヴァジュラ、チトラ、ブラフマ

 

 

マントラ FARAON

FA(ファ)は太陽原子に対応しRA(ラ)は月の原子に対応する。

ON(オン)は燃え上がる火であり、

この火は中央のスシュムナーを通り上昇する。

 

強力な「FARAON」マントラを用いて、

偉大な「ファ音」のシャープ(#)とフラット(♭)である、

イダーとピンガラーのエネルギーを共鳴させて、

活動させる方法を学びなさい。

これが意識的に確実に星幽体離脱できる鍵だ。

 

 

このマントラを発声して、

偉大な「ファ音」のシャープ(#)とフラット(♭)である、

イダーとピンガラーで鳴り響かせることによって、

私たちは容易にアストラル界に参入できるのだ。

 

 

このマントラ「FARAON」によって、

イダーとピンガラーが活動し、火の力が目覚める。

それはクンダリニーと呼ばれる、翼の生えた蛇である。

クンダリニーは頭部に上昇した後、心臓に降りそこに住む。

その時、彼は火の翼を授かる。

古代エジプトの神殿では、

イニシエイト(秘儀参入者)が火の翼を授かるとき、

心臓の高さのところへ、双翼の勲章をチュニックに飾られた。

ナザレのイエスもまた、火の翼を授かった時、

エジプトの僧に翼を与えられた。

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エス幽体離脱のためにとった姿勢は、

チャックモールのそれと似ている。

しかし枕は使わずに頭をかなり低くしていた。

足の裏を床につけ、脚を折り曲げて膝を立てていた。

この方法で偉大なる秘儀司祭であるイエスは、

脊椎にある素晴らしい竪琴を奏でながら眠りに就いた。

「FARAON」のマントラは、

FA-RA-ONと三つの音節に分けられる。

「FA」は高らかに歌うように唱える。

「RA」は少し音階を下げて、Rを巻き舌にして発声する。

「ON」はインドのマントラ「OM」を連想するが、

この場合は子音MではなくNで終わる。

「オーン」というように唱えよう。

このマントラのアクセント(強調すべき音)は「FA」に置く。

この「FA」こそ、

すべての被造物の中に反響する偉大な音である。

 

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このマントラは心の中で唱える。

(日中に実際に声に出して発音練習をしておこう)

眠りに就くときに、想像力と意志の力を用いて、

エジプトのピラミッドに集中する。

このマントラを繰り返し発声する。

成功のためには多くの練習と忍耐を必要とする。

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「完全なる結婚」より

 

 

 

 

 

星幽体離脱のマントラ

 

マントラ LAH RAH

あらゆる運動は音を生じる。

「アナハタの音」は

性エネルギー(シャクティー)の活動によって生じる。

精子(あるいは卵胞)を精製している性センターでは、

太陽原子(陽的エネルギー)と月原子(陰的エネルギー)が、

互いに協力して活動している。

この二つの原子にマントラによって働きかけて、

振動を増幅すると「アナハタの音」はさらに強く大きくなる。

そして「アナハタの音」は、

学習者が意識を保ったままのアストラル体離脱、

(星幽体離脱)をたやすく可能にする。

 

 

マントラ

LAAAH       RAAAH        LAAAH       RAAAH

ラー ルルルラー ラー ルルルラー

(RAは巻き舌で発音する)

このマントラを唱えることにより、

太陽と月の原子が電気的な竜巻きのように激しく回転し始める。

この回転するエネルギーが「アナハタの音」を生じる。

その時、この音によって生じた振動が星幽体を共鳴させる。

それゆえ意識的に肉体から外に出られるだろう。

重要なことは、眠気を催させて眠りに入る瞬間に、

この神秘的な音を利用して起き上がることである。

 

「ロゴス・マントラ・テウルヒア」より

 

 

幽体離脱の鍵

 

心の中でマントラを唱える。

LAAAH       RAAAH        LAAAH       RAAAH

ラー ルルルラー ラー ルルルラー

 

このマントラを繰り返し唱えながら眠りに入る。

頭の中で、

柔らかく甘い口笛の音、

エアーブレーキのようなシューという音、

コオロギの鳴き声、鈴やフルートの音色、

これらのものが聞こえてきたら、

ベッドから起き上がりなさい。(自然と肉体から離脱できる)

そのまま、ノーシス教会へと向かって旅立ちなさい。

 

「実戦魔術マニュアル」より

 

 

幽体離脱のためのサンスクリットマントラ

偉大な賢者が教えた、

アストラル界へ出るためのマントラを紹介しよう。

これらのマントラサンスクリット語で、

インドのヨギが幽体離脱する際に用いられるものである。

 

 

マントラ

Hare Rama. Hare Rama, Rama Rama Hare Hare.

Hare Christ. Hare Christ, Christ, Christ, Hare, Hare.

Hare Murare Modup Coiptus Hare

Copal Govind Mukum Sonre.

Mage Prage Yodi Kolpi Basi Parvot Tullo Hiro

No Dane En Bai de Nem.

Sri Govind, Sri Govind. Sri Govind.

Sri Govind. Ganesha Namap.

ハーレーラーマ ハーレーラーマ 

ラーマ ラーマ ハーレー ハーレー

ハーレークリスト ハーレークリスト

クリスト クリスト ハーレーハーレー

ハレー ムーラレ モドゥプ コイプトゥス ハーレー

コパル ゴヴィンダ ムクム ソンレ

マゲプラーゲ ヨディ・コルピ バシィー 

パルヴォトトゥリョ ヒロ

ノダーネ エン バイデム

シュリ・ゴヴィンダー シュリ・ゴヴィンダー

シュリゴヴィンダー シュリゴヴィンダー

ガネーシャ ナマハー

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エクササイズ

志願者は、頭を北か東に向けて横たわる。

まず初めにこのマントラを暗記しよう。

仰向けに横たわり、女神ラクシュミに祈りを捧げる。

意識的に積極的に星幽体離脱できるように祈願する。

キリストの名において、ラクシュミを呼ぶ。

インヴォケーション(祈願)

「キリストの名において、キリストの栄光によって、

キリストの力によって、われは御身を呼ぶ。

ラクシュミ、ラクシュミ、ラクシュミ、アーメン」

このインヴォケーションを数え切れないほど繰り返す。

肉体から意識をもって抜け出し、

アストラル体で旅をすることができるようにと、

女神ラクシュミに祈りなさい。

 

 

このインヴォケーションの後に、

マインドをキリスト集中させる。

サンスクリット語マントラを何度も繰り返そう。

インヴォケーションを続けながら眠りに就く。

そして目が覚めたら、

自分はどこにいたのか、どこを歩いていたのか、

誰と話していたのかなどを思い出すために、

回想のエクササイズを実践しなさい。

「完全なる結婚」より

 

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女神ラクシュミ

アナハタの音  神秘の音色

 

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人の脳細胞には「微かな音」が常に鳴り響いている。

その音は笛のような高い音色であり、

「コオロギの鳴き声」「ガラガラヘビの音」によく似ている。

この脳内に響く音こそ、

ブラフマン梵天)の声」「アナハタの音」と呼ばれる。

10のメジャーノート(主調)がある。

(10の主調:生命の樹の10のセフィローと関係している。)

これは魔術師(真のヨギ、カバリスト)が聴くべき音であり、

その方法を学ばなければならない。

蜜蜂の羽音のような、ブーンと鳴り響く音を聴き、

マインドを同調させよう。

 

チャクラの音や光について:

アストラル界の光や音を正確に伝えることは困難です。

異世界はさらに精密で繊細なエネルギーで構成されています。

また、それらの音には個性があります。

そのため師や著書に様々な表現や指導法があります。

キーノート(主音)を参照してください。訳注)

 

 

この「アナハタの音」を聴くためには、

マインドを「空」にしなければならない。

マインドを黙らせるのではなく、マインドを静寂にするのだ。

もう一度言うが、マインドの静寂が求められる。

この神秘的な音色を聴くためには、

マインドに沈黙を強制するのではなく、

マインドみずからが静まりかえるのである。

もう一度言うが、

マインドみずからが静まり、その中で耳を傾けなさい。

 

みずから静まったマインドと、

静まるように強制されたマインドの状態は全く別だ。

マインドに静寂を無理強いしても、なんの利益ももたらさない。

なんども言うが、

みずから静まったマインドと、

力ずくで強制されて黙らされたマインドは全く別である。

このことを理解しなさい。

 

 

マインドがおのずと静まり、深い寂滅の状態になる。

その時学徒は耳を傾けて、

「コオロギの鳴き声」「甲高くよく通る微音」を聴きなさい。

この音に同調し、

あなたの霊体が「神秘の音色」に浸透するならば、

その時、密儀なる異世界の扉が開かれる。

その時、学徒は本能的に(霊体で)ベッドから起き上がり、

そのまま部屋を飛び出して、白ロッジの神聖な寺院へと向かう。

あなたはこの方法で、宇宙のいかなる場所にも旅ができるのだ。

 

 

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キーノート(主音)

あらゆる生物の脳内には、

通常では聞こえない音が鳴り響いている。

その音をキーノート(主音)と私たちは呼ぶ。

この音は常に鳴り響いている。

人類は7つの光線に従って進化している。

このキーノートは各自が属している光線の主音である。

この音は小脳と呼ばれる細胞から鳴り響く。

ある光線の属性では、エジプトの笛やフルートの音を聴き、

ある光線の属性では東洋の銅鑼(どら)の音が鳴り響く。

月の光線の属性である海鳴りの音を聴くものもいる。

夜のしじまの中で、心を穏やかにして集中してご覧なさい。

自分のキーノートを聴くことができるはずだ。

この音は意志の力で振動を大きくすることができる。

意志の力で音を大きくさせ、身体中に響き渡らせなさい。

全身が痺れる感覚が出てきたなら、立ち上がると良い。

その時すでに肉体から離脱をしている。

そのまま星幽体を身に纏ったままノーシス教会に向かいなさい。

そこには白ロッジ(白色同胞会 ホワイトブラザーフッド)の、

偉大なるマスターたちがあなたを喜んで迎えてくれる。

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 9.星幽体離脱エクササイズ

 

  意識に暗示をかける

 

就寝前に自身の意識に暗示をかける。

「わたしはこれから眠りに入る」

「わたしはアストラル(星幽)なのだから、

どこでも好きなところに行ける」

「アストラル界にいることを、

わたしは気づく、わたしは気づく、わたしは気づく」

「アストラル界の寺院に行くのだ」

30分ほどこのように自己暗示を行う。

そして穏やかな気持ちで眠りにつく。

「ゾディアカル・コース」より

 

 

  星幽体離脱の簡単なポイント

アストラル界へ参入するためのポイントは簡単である。

エクササイズ

志願者はベッドに横たわる。

目覚めと睡眠の狭間の状態、微睡みの状態になる。

その時、夢遊病者のようにベッドから起き上がる。

部屋を出る前に宙に浮くつもりで軽くジャンプをする。

もし浮かばなかったらベッドに戻り同じことを繰り返す。

しかし、ジャンプしたまま宙に浮いたならば、

そのときは部屋から出て寺院に向かって飛んで行きなさい。

 

「ロゴス・マントラ・テウルヒア」より

 

 

  マントラSSS(スー)

マントラSSSを唱える。

ソフトに安らかにSSSSSS......と発音しながら眠りに就く。

(噛み合わせた上下の歯の間から息を漏らす。

声帯を震わせない。ガラガラ蛇やガス漏れの音のように。)

このSSSを発音すると、

脳内に「繊細音」「アナハタの音」が鳴り響く。

このようにして、

アストラル体で意識的に体外離脱できる。

 

「ロゴス・マントラ・テウルヒア」より

 

 

夢の中の旅行

あなたが行きたい場所を決める。

ベッドの上で眠りに落ちる直前、

微睡みの中で想像力と意志力を用いる。

目的地に心を集中させる。

ただただ一心不乱にゴールに向かって行く。

「想像している」と思うのではなく、

実際にそこに向かっていると確信する。

さもないと、この試みは失敗する。

想像した場所に本当にいるかのように感じ、

寝室のことは完全に忘れてしまおう。

 

 

想像した場所に到着するまでを、

ありありと思い浮かべること、

眠りに落ちる直前に行うのがポイントだ。

目的地に着いたなら、

聖なる叡智のノーシス教会に連れて行くように、

ひざまづいて内なる神に請い願う。

ノーシス教会は霊世界の大いなるカテドラル(大聖堂)だ。

太陽ロゴスであるキリストが司教座についている。

人類の主、イエス・キリストが司式を行っている。

 

『ゾディアカル・コース』より

(訳注:この方法では想像力を用いて、

日頃の願望を利用して体外離脱を試みる。

目的地は現実世界のどこでも良いが、

健全な場所で心惹かれる場所が望ましい。

電車に乗ったり、飛行機に搭乗したり、

細かく想像することが大事だ。)

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想像力で夢を再生する

夢の中に自分がいることに気がついたのに、

目が覚めてしまったのなら、

完全に覚醒しないようにして、もう一度眠りに戻りなさい。

体を動かさずに、今見ていた夢の場所を思い浮かべる。

もう一度そこにいるかのように感じてみる。

意志力を用いて再びその場所につながるまで、

先ほどの夢が再開するまで試みなさい。

想像力と意志力を調和的に力強く結びつけることが、

このエクササイズを成功させる鍵である。

 

 

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イマジネーション

即座にアストラル界へ飛び出す鍵を教えよう。

エクササイズ

普段の眠りから目覚めたたら、動かずに目を閉じていなさい。

そのまま、行きたい場所を鮮明に思い浮かべる。

この「思い」を現実として感じる。

想像力を用いて、その場所にいることを感じてみよう。

(訳注:その場所の音を聴き、匂いを嗅ぎ、風を感じる。)

意志力と想像力を結合させなさい。

そうすれば間違いなく成功するだろう。

あなたのイマジネーションを発動させて、

信念の力で想像した場所に到着するのです。

『タロットとカバラ」より

 

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 夢の再生プラクティス

 

以前の著書で述べたように、

ドリームヨガの進歩の兆候は、曖昧模糊な夢の表現、

断片の中に自ずと垣間見ることができる。

志願者は眠りから目覚める時に目を閉じたままでいなさい。

その兆候(シンボル、音色、人物など)を手掛かりとして、

映像などを視覚化して夢の中に入り再生する。

つまり意図的に同じ夢を再生するということだ。

自己コントロールと明晰な意識持って同じ夢をみる。

この時、志願者は自分の夢の演じ手でもあり観客でもある。

この方法によって、志願者はいとも容易く、

アストラルトリップ(幽体離脱)をして肉体外で活動ができる。

夢の中で意識を目覚めさせた時、

志願者のアストラルボディは物質の法則から解放され、

高次元の宇宙の法則に浸透する。

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エクササイズ

志願者はベッドに横たわり、

夢の記憶の断片をたどり、瞑想し意図的に眠りに戻る。

隠者が行うように、瞬く間に夢を再生して再体験しよう。

その時志願者は意のままに夢の場面から離れることができる。

夢は瞬く間に消えて、異世界にいることに気がつくだろう。

そして超感覚世界を旅する。

一度でもこのテクニックを習得したならば、

いかなる夢もその目的のために利用することができる。

(このエクササイズは二つのステップがある。)

意図的に夢を繰り返すことは、

意識を目覚めさせるための第一のステップだ。

第二のステップでは、夢のドラマの最中に、

意のままに自身を夢から分離させる。

志願者中には第一のステップでは成功するものの、

第二のステップに進むための十分な力を持たない者もいる。

様々な秘教的な教えの中で、

なぜ夢に関するエクササイズを重視するのか?

それは、「ドリームヨガは「複数の我」を根絶して、

意識覚醒に至るための、重要な準備する」というのが理由だ。

「アナワクの秘密の教義」より

 

 

 チベットの白ロッジとコンタクトする

  

エクササイズ

志願者は就寝前に「聖なる8」に意識を集中する。

そしてチベットの聖なる教団を思い浮かべる。

肉体からの離脱を助けてくれるように、

マスター・バガヴァン・アクライヴァを呼ぶ。

 

 

 

(Bhagavan Aklaiva:チベットの白ロッジの長

聖なる8:信仰心が厚い人は、

仏陀の目を思い浮かべても良い。 訳注

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聖なる8

 

 

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仏陀智慧の目

 

 

 

このエクササイズを毎晩行いなさい。

ある夜、チベットのロッジに呼び出されるだろう。

チベットの山奥、ヒマラヤの寺院で七つの試練を与えられる。

その時、マスター(大師)たちの前に立つことになる。

試練(イニシエーション)を受ける準備ができているからだ。

この試練では勇気が試される。

数知れない厳しい試練となるであろう。

あなたは首を斬られ、心臓は剣で刺し抜かれる。

大いなる勇気が求められる。

自分を奮い立たせて、忍耐強くあることで勝利が得られる。

チベットの神聖な教団は、

人類の真のリーダーが現れるのを強く望んでいるのだ。

 ドリームヨガ 夢見のヨガ

 

すぐにでも、神秘的体験をしたいと望むならば、

ドリームヨガから始めると良い。

あなたの生活環境が落ちついているなら、

すでに勝利を手にしているも同然である。

(それほどドリームヨガは行いやすく達成しやすい)

心構え

就寝前には澄み切った空気の中、散歩に出かけなさい。

軽い運動で筋肉をリラックスさせる。

夕食や1日の最後の食事では、

胃に負担のかかるものや、刺激のある物は避けよう。

(カフェインなど)眠りを妨げるものも控えよう。

肉体が眠っている間、志願者は聖なる母と会話ができる。

ドリームヨガの条件

しかしながら、志願者はドリームヨガを学び、

夢の中で意識を覚醒することが求められる。

寝室には特に気をつけよう。

室内の環境を整えることも大事だ。

色に関しては、主に青、赤、黄のいずれかで整えよう。

ドリームヨガは大変素晴らしく、多くの人が教えを求めて来た。

 

 

部屋には心地よいインセンスで満たしておこう。

眠りの間に冷気で体を冷やさないように、

風通し、換気にも心を配る。

ベッドや寝具も重要である。

頭の位置を北側にする。

これは地球の地磁気の流れを利用して、

肉体から霊体が離脱するのを助けるためだ。    

マットレスなど寝具は適度な柔らかさのものを選ぶ。

体が少し動いただけで、スプリングがきしんだり、

鳴るようでは、この修行の成果は望めない。

暗闇の中でもすぐ手が届くように、

枕の下にノートと鉛筆を置いておく。

(今であればスマートホンなどを置くと良い。)

 

 

エクササイズ

シーツは清潔にしておこう。

枕カバーに好みの香をつけると良い。

明かりを消して寝具の上に仰向けに横たわる。

目を閉じて両手を太陽神経叢の上に置く。

しばらくの間、完全に安静な状態を保つ。

そして心身ともに完璧にリラックスさせる。

眠りの神モルフェウス(Morpheus)に意識を集中させる。

 

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モルフェウス ギリシャ神話の眠りの神

 

 

私たちの魂と言われる存在、ビーイングは、

実のところ様々な側面を持ち、

それぞれが独立して独特な役目を持つ。

(訳注:この元型論に関しては、

スイスの精神科医ユングが詳しく論述されています。)

モルフェウスは眠りの神秘を導く役割を担っている。

光を求めて、超感覚世界で意識が目覚めるように、

今すぐモルフェウスに懇願すべきである。

(訳注:この種の祈りでは、

ビーイングの聖櫃(住まい)の扉を開き、

ビーイングの力が発動する目的で行う。)

モルフェウスに祈りを捧げながら、

志願者は横になり「ジャガーのポーズ」をとり、独特の眠りをおこす。

 

 

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ジャガーのポーズの概要

頭を北にして右向きに横たわる。

両脚を胸に近づけて膝を折り曲げる。

右脚の上に左脚を重ねる。

右頬を右の手のひらに休ませる。

左手は伸ばして左脚の上に置く。

 

エクササイズのポイント

 

眠りから目覚める時に、不用意に動かない。

眠りの間に得た記憶を乱され失われてしまうからだ。

そしてすぐに回想のエクササイズを行う。

夢の断片を一つ一つ辿り、全体を完全に正確に思い出していく。

 

 

枕の下に置いてあるノートに夢の断片や夢全体について、

注意深く詳細に書き記しておこう。

スマホなどのガジェットでもいいでしょう。訳注)

 

このエクササイズによって、「ドリームヨガ」の、

内的な進歩を細部に渡って記録する。

たとえ漠然として、断片的にしか覚えていない場合も、

それらを注意深く記録していく。

何も覚えていないと感じるときもあるだろう。

その時も諦めずに、回想のエクササイズを行おう。

目が覚めたときに残っている思いを味わおう。

この最後の想念が最後に見た夢と密接に繋がっている。

この回想のエクササイズは完全に覚醒する前に始める。

このことは大事なので心に留めておいて欲しい。

夢を完全に思い出す訓練を経ずには、

ドリームヨガにおいて前進することは不可能である。

 

 

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アステカのナワリズムで変身するジャガーの戦士

 

 

楽しいヨーガライフの提案をしていきます