明らかにされたクリヤヨガ

伝統的なヨーガの情報とクリヤヨガの技法をお伝えします

伝統的なヨーガの教えとクリヤヨガ の技法をお伝えします

光り輝くペンタグラムのマントラ

2光り輝くペンタグラムのマントラ

f:id:erohimaya:20210708180821p:plain

 

ユニバーサル(宇宙)言語とはみなぎる生命そのものであり、

ペンタグラム(五芒星)こそ、そのシンボルである。

秘密とされて来たマントラを発声することにより、

光輝くペンタグラムを即座に形つくれる。

クリシュナのお膝元での教え、すなわち、

「ゴパラタパニウパニシャッドGopalatapani Upanishad」

という聖典には、

アストラル界に畏るべき輝く五芒星を形作る、

力強いマントラが記載されている。

この星を前に、いかなる悪魔も恐れおののき逃げ出すだろう。

 

 

 

 

このマントラは五つの部分から構成されている。

Klim,Krishnaya ,Govindaya, Gopijana ,

Vallabaya Swaha

クリム、クリシュナヤ、ゴヴィンダーヤ、

ゴピージャナ、バラバーヤ スァーハー

このマントラを唱えると、

焔(ほのお)で輝く五芒星が即座に形作られ、

あなたを霊的な問題から守ってくれるだろう。

 

『完全なる結婚」より

 

 

天使サマエルとコンタクトする

1.天使サマエルとコンタクトする

 

f:id:erohimaya:20210707001923j:plain

 

ロウソク、燃えている石炭、あるいは火の前で、

次のマントラをしばらくの間唱える。

EEEENNNNNRRRREEEEE

エーンルルルルレー(Rは巻き舌で)

その後で、SSSSSSSSSSをより長く続する。

スー(上下の歯を噛み合わせて息を吐き発音する)

そうすると、あなたの忠実な僕の援助が得られるだろう。

『マヤの神秘』より

 

 

近日出版の本より 抜粋

GNOSISノーシス

ラクティスガイド

サマエル・アウン・ベオール著

中野 憲司編集

 

 

 

 

f:id:erohimaya:20210112124428j:plain

 

 

 

  序文

本書は、近代的ノーシスの創始者である、

サマエル・アウン・ベオール氏の数多くの著作、

及び講演録の中からプラクティス関連の部分を抽出して、

実践ガイド用に編集したものである。

近代的ノーシスとは、ドイツ聖堂騎士団(以下OTOと略す)

のノーシス派より独立した団体である。

ドイツ軍医であったアーノルド・クルム・ヘラー博士により、

メキシコに設立されたOTOはやがて姿を消すが、

サマエル氏によりノーシス運動が形成され、

1980年代を中心に南米を中心に世界へ広がった。

サマエル氏の死後、

氏の教えは形を変え今尚多くの人に影響を与えている。

残念ながら、数多くの秘教団体の轍を踏み、

現在では曲解され歪められて伝えられていることも多い。

日本でも学研の月刊誌「ムー」を通じて、

OTOやノーシスの本質ではなく、ごく一部の情報が伝えられ、

ノーシスおよび関連団体に大きな誤解を生むことになった。

我々の使命は本来の教えを中心に人類の真の進化と覚醒のため、

正しい情報を伝えることである。

 

 

このOTOおよびノーシス運動の根幹となる教えは、

失われた古代の教えの復活である。

これらの教えの起源は、はるか遠い創世記であり、

それは現在の人類が想像するよりもはるか昔である。

アトランティス文明が滅んだ一万二千年以降、

叡智、すなわちノーシスは、

世界中に宗教の衣を借りて長らえてきた。

インドの叡智である「ヴェーダ」はその断片であり、

この教えの中には大聖ババジが伝えたとされる「クリヤヨーガ」

も含まれる。

残念ながら、パラマハンサ・ヨガナンダ大師が伝えた、

「クリヤヨーガ」の教えは、ババジの教えの一部であり、

その理由は、人類が教えを受ける準備がなかったためである。

今や地球規模の大異変と人類存亡の危機が迫っているが、

愚かな私たちはこの事実に向き合えないでいる。

高次元から人類を見守り指導している、白色同胞団は、

このことを憂慮して我々に秘教を公開させたのである。

物事には順番があり、すべての教えを一度に公開することは、

大変危険であり、読者には忍耐と努力が求められる。

 

 

根気強くノーシスを研究して実践する読者には、

測りし得ない恩恵が与えられるだろう。

実際、我々の文明は初めてのものでも最後のものでもない。

現在の人類と文明は遠くない未来に滅びるが、

この叡智、ノーシスは受け継がれるだろう。

次世代の人類はさらに進化してより完全なノーシスを理解する。

その文明はさらに進化して、

現在我々が天使と呼ぶ段階に到達する。

アトランティスの時代、

人類は月だけではなく太陽系全てを探訪して、

現在高次元に住む各惑星の人類と交流していた。

人類がカルマの鎖に繋がれた時、カリユガの闇の中に入った。

疑いようもなく人類の意識は深く眠り、

どこから生まれ、何のために生まれ、

死後どこに行くのかさえ、わからないまま人生を終える。

迫る天体的な大破滅を観測するため、

遠くは銀河のはるか遠くからも、

地球外生命体が頻繁に調査に来ている。

 

 

ノーシスの教えとは、

1.性エネルギーの変換

2.エゴの撲滅

3.黄金の体の生成である。

「性エネルギーの変換」とは完全なクリヤ・ヨーガである。

「エゴの撲滅」とは意識の目覚めであり、

これなくして1.3.は不可能である。

「黄金の体の生成」とは7つの体を結晶化させることであり、

それは各体のクンダリーニの完全な覚醒が必要である。

クンダリーニとは火であり中世の真の錬金術師が教えたように、

聖なる竃(かまど)の中で卑金属を純化させ、

不純物であるエゴを取り除くことで黄金の子が誕生する。

7つチャクラはクンダリーニ、聖なる蛇の結節であり、

これらの結節が、

「怒り」「貪欲」「情欲」などの欲望で塞がれている。

十戒、ヨーガのヤマ・ニヤマ(禁戒・訓戒)、仏教の五戒は、

7つのチャクラの目覚め、クンダリーニの覚醒と、

深く通じており、自己を深く理解することこそ、

真のクリヤ・ヨーガに通じる道である。

 

 

本書は南米で出版された「Unvailed Practices』を、

読者の便宜を考慮して、一部改編している。

本書は新しい試みである。

ノーシスの教えをすべて理解することは困難ではあるが、

本書で紹介したプラクティスを実践するのであれば、

読者の見識は大きく広がるであろう。

日々のプラクティスの座右の書として、

本書が活用されることを願ってやまない。

2021年7月

新連載 ロゴス・マントラ・テウルギア

ロゴス・マントラム・テウルギア

ノーシスの秘儀

マリア・ステファノ著

中野 憲司 編集

 

 

f:id:erohimaya:20191208213750p:plain

 

    第1章 ロゴス

ロゴスとは

「初めに、言葉があった。

言葉は神とともにあった。

言葉は神であった。」

ヨハネ福音書は、この言葉から始まる。

ヨハネという名前は、

イヨーハーネスという母音から形成される。

つまり、MIYOHANESUという名前は、

MIOAESUという名前から、

AEIOUMSという母音が抽出できる。

このことからヨハネ福音書には言葉、

言霊、神の言葉、

ロゴス・マントラムの秘密が秘められていることは、

誠の神秘学者であれば誰もが知っていることである。

言葉はロゴスであり、

それはカッバラーでは、

アイン・アインソフ・アインソフアウル、

この三つの原理から派生する神聖な光線である。

この三つの原理から七つの階層が生まれ、

世界は誕生した。

七つの階層とは、創世記の七日である。

 

 

言葉とは聖霊であり、その力は性的な力である。

なに一つとして性の力なくして誕生できない。

アメーバーのような単細胞の分裂生殖も、

この第一ロゴスであるアインから生み出された、

第三ロゴスである精霊の力なしには生まれなかった。

アミノ酸からDNAを作ろうとも、

いかなる科学者も命の息吹を吹き込むことはできなかった。

これからも、死すべき運命の人類は成功できないだろう。

 

遥かなる昔の科学と人類の起源

人類の想像し得ない、遥かな昔に人類は誕生した。

疑いようもなく、人類を誕生させたのは、ロゴスたちであり、

それはサバオットと、カッバラーと創世記では呼ばれる。

人類創世の初期の時代に、人類は神々のごとく美しく、

完全であり、万能であった。

残念ながら、自我意識が存在せず、自分の無限の幸福も知らず。

「自分が幸福である」そのように認識できないのは、

幸福とは言えない。そのため、神々の中の多くが人類を娶り、

その結果、人類には自我意識が芽生え、

神々と地球人との間の子(あいのこ)が誕生した。

これが、今の人類の起源である。

 

 

        悲しき蟻たち

メキシコのある地方の郊外で、講演会が終わり、

私は木陰で瞑想をしていた。

そばでは蟻たちの大群が隊列を組んで、

規則正しく、整然と歩んでいた。

深く、深く、私は静寂の中に沈み、

聖なる聖霊に話しかけた。

パーンディールー、PAAAAANNNNNDIIIIIIRRRRRR

マントラを繰り返し唱えながら心臓に集中した。

このマントラは古代から伝わるマントラである。

私の心と意識は静まり、肉体感覚を失い、

聖なる父の世界へと浸透していった。

 

 

突然、長く白い髭を生やした老人が、

目の前に現れたが、その体は真っ白な鳩だった。

「お前は、なにを知りたいか?」

突然の出現と問いかけに驚きながらも、

「聖なる父、聖霊、第三ロゴスよ、

私はこの哀れな蟻たちの起源を知りたい。」

慌てて私は答えた。

聖霊は厳かな表情のまま、

「では、この者に聞け。」と答えると、

閃光が走り姿を消し、

代わりに一位(一人)の女神の様な淑女が現れた。

 

白い日本の着物のような袖のある、

古風な出で立ち。

「私を呼びましたか?」

そのように問いかけてくるその貴婦人は、

先ほどの聖霊と違い、微笑みながらも悲しい目をしていた。

「私は、この蟻たちが、なぜかくも整然と社会を築き、

統率されて勤勉に働くのか知りたいのです。」

そうすると貴婦人は、先ほどよりもさらに微笑みながらも、

目には憂いの光を輝かせ、東洋人のように深くお辞儀すると、

「かくも貴重なご縁をいただき、まことに嬉しゅうございます。」

「この者たちの起源をつまびらかにお教えしましょう。」

そのようにして、

不思議な語り部は、奇しき物語を話し始めたのである。

 

 

終わりの終わり

f:id:erohimaya:20210222220936j:plain

 

  第3章終わりの終わり

アトランティス三期、ラ・ムー王の治世、

カーン年期567年、

今から一万二千653年前にアトランティス第四の都市、

ムハデラに私は出頭した。

その時の名前を「ハリオス・エストロス」という。

この都市の摂政はドルオネ・レメゲトンという人物であり、

彼は後にインド北部に転生をしたクーツーミー大師である。

ドルオネは非常に憂鬱な表情で私を迎えた。

「火星への旅はどうだったか?」

私に飲み物を勧めると、形だけの笑顔を見せた。

 

 

壮麗な街の様子を眺めながら、

盃を手に取ると、私は火星が地球に与える影響を話した。

「地球は新しい時代、それは完全な物質のフェーズに達し、

それは善と悪の戦いの始まりになる。」

すでに惑星連邦は地球を追放し、地球人は迷える子羊であった。

火星の光線が太陽によって増幅し、地球を破滅へと追いやっていた為だ。

アトランティスを支えているエテリック(エーテル)の力は、

やがて暴走して地球だけではなく、太陽系を破壊するだろう。

「それには、枢機卿アルマナトオラの善と悪の法則を理解せねばな。」

火星の統治者サマエルは、したり顔で話に割って入ってきた。

 

 

全くだ。理性の時代が始まるアトランティス末期までは、

善と悪という思想などなかった。対立するこの法則。

今日、この言葉はスープの中でさえ見ることができる。

サマエル、あなたはすべての責任がある。

あなたによってレムリアは滅び、そして今や復活した君は、

このアトランティスの人々を救わなければならない。」

怒りによって、エラを大きく開いたドルオネは彼に詰め寄った。

今やアトランティス人の化石を見つけることは困難だ。

何故ならば、彼らは半物質であり、未発達の体はエラを持ち、

エラ呼吸と肺呼吸を行なっていたからだ。

 

 

サマエルは火星からやってきた。

火星人はすでに物質を克服して霊的世界への回帰の旅を始めていた。

その体はまさにギリシアの彫刻のように完全であり美しく壮健であった。

「まさに、私は責任を感じ、石を水に沈めよう。」

彼、サマエルは目を落とし頭を下げて答えた。

石を水に沈めるとは、輪廻の輪から自由になり外れた霊魂を、

もう一度輪の中に戻すことを意味する。

その時、クンダリニーは下降し、彼はすべてのパワーを失う。

霊的な位階、王冠、劔と鎧、

そしてすべての転生の記憶を忘れる。

 

 

  中国での転生

天使サマエルは、第五番目の現文明、

アーリア人種の第二亜人が古代中国に栄えたころ、

中国大陸に転生した。

当時の名前は愁里(CHOU-LI)で、周王朝の民衆の一人であった。

当時「黄竜教団」でサマエルは積極的に学び、

その秘教的な教団で瞑想の科学を深く研究した。

私ハリオス・エストロスは彼と共に学び成長した。

各文明では七つの人種を生み出される。現在、第七の人種が形成されつつあり、

全ての人種が生まれ機が熟すと、

地球は大異変を伴って再びエーテルに沈むだろう。

 

 

当時、「黄竜教団」では、

「アイアタファン(AI-ATA-FAN)」という、

不思議な楽器を所有していた。

その楽器は四十九の音を奏でることができた。

永遠なるヘプタパラパルシノックの神聖法則、

すなわち七の法則を、秘教に通じた秘儀参入者は知っている。

疑いなく七は音階のことであり、

七つの音階に七オクターブをかけると、四十九の音が得られる。

秘密の教えでは、意識は四十九の段階に分けられる。

 

 

当時の「黄竜教団」の修道者は瞑想室に集まり、

東洋式に足を組み、右手を左手の上に置き瞑想した。

輪になってすわり、目を閉じると、

アイアタファンの奏者が、宇宙と私たちに奉献する音楽に、

注意を向け深く深く集中したものだ。

奏者が最初の「ド」音を振動させると、全員が集中した。

次の「レ」音を振動させたとき、集中はさらに深くなった。

私たちは内面に巣くう様々な「主観的要素」と戦っていたのだ。

 

 

「主観的要素」それらをとがめ、

絶対的な沈黙を守る必要性を教えようとしていたのだ。

「エゴ」・「我」・「自我」・「自分自身」を構成する、

それらの「好ましくない要素」こそ、過ちを犯す権化であり、

それは無数の実体から構成される。

「ミ」音を振動させたとき潜在意識の第三層に入りこみ、

こうして心の中で(無秩序に)ひしめき合い、

マインドの静寂と沈黙を妨げている、

それら様々な心理的集合体」の多様性に直面する。

このようにして、私たちは心理的集合体」を理解していった。

 

 

それを成しとげ、

私たちは「ファ」音でいっそう深く潜在意識に入り込んだ。

その音階では新たな戦いが待ち受けていた。

内面に巣くうそれらの欲望の悪魔全員に、猿轡(ぐつわ)を嵌めるのは、

全くもって容易ではない。

心理的集合体」に静寂と沈黙を守らせるのは非常に困難であるが、

辛抱強くそれを成しとげ、音階の各音と共鳴し、内面に鳴らし続けた。

アントニウスの誘惑

 

 

  「啓発する空」に達する

「ソ」音、「シ」音と続けて、

最高のオクターブ「ド」音でも同じ努力をつづけ、

内面に巣くうさまざまな「非人間的要素」に少しずつ直面し、

ついに、四十九の潜在意識レベル全域の心理的集合体」に、

猿轡を嵌めることができたのだ。

この時、マインドは完全に静まり、最も深い沈黙に浸る。

まさにその時、エッセンス(魂)は抜け出して、

リアリティーを体験する。

魂こそ霊の本質であり、内面に宿る最も純粋なものである。

この時「啓発する空」に達するのだ。

 

 

そのように「啓発する空」に入り込み、「啓発する空」は突然起きる。

その時、この宇宙、すなわち自然法則そのものを、

外見ではなく、あるがままに知ることができるのだ。

 

このユークリッド幾何学で表される、

三次元世界では原因と機械的結果しか分からず、

自然法則そのものについて理解することはできない。

「啓発する空」が発現する時、

自然法則は、ありのままに私たちの目の前に姿を現す。

 

 

楽しいヨーガライフの提案をしていきます