明らかにされたクリヤヨガ

伝統的なヨーガの情報とクリヤヨガの技法をお伝えします

伝統的なヨーガの教えとクリヤヨガ の技法をお伝えします

あけまして おめでとうございます

コロナ禍野中 みなさまお疲れ様です。

 

私自身は、いろいろ忙しくて

ブログ記事の更新が遅れていますが、 コロナに関しては大きな支障はありません。

(なら 早く更新しろよ すっとこどっこい!😡)

 

もちろん、皆様も感じていると 思いますが、

 

気が滅入りますよね!

 

ですが、私に関しては ガムバッて 予定の出版を進めたいと思います。

 

そして今年こそ 週に三回は 更新したい(ホンマか🙃毎日しろよ!)

 

ところで、

 

気が滅入る時って、

 

「深呼吸してください」

 

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ってよく 言われますが

 

「つらいのに できるかい!」

 

って

 

思いませんか?

 

私は 呼吸を しなさいとか言われると

余計なお世話じゃ!

 

と思ってしまいます。

 

そんな余裕があるなら 気が滅入ったりしません(どんな理屈?( ;∀;))

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なので 

 

「あー なんか つらい!」

 

と思ったら 手を腕にあげることにしてます。🤗

 

そうすると 僧帽筋と広背筋を刺激できるので

楽に 呼吸できます。

 

医学的には大胸筋と横隔膜を中心に

呼吸筋を説明してますが

ヨガ的には 僧帽筋と広背筋 肩甲骨挙筋も

大切な呼吸の筋肉です。

 

手を図のように上げ下げするだけで

十分に深呼吸できます。

 

やってみてください!

 

 

あとは

 

少し 心を集中して 落ち着けたい

 

と思った時は 

 

クリヤヨガ 呼吸をしてみませう

 

吸う 吐く で 呼吸を1と数えて

 

下の図のように

 

エネルギーを 移動させてみましょう。

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エネルギーつったって

 

「んなもんわかんねえよ!😤」

 

 

当然です。

 

クリヤヨガ や秘教的なエクササイズで問題となるのは

 

エネルギーとかチャクラとかわかんないのが

障害になるからです。

 

そのためチャクラの音や色を感じましょう

 

とか言われても

「はあ?」

 

となるわけです。

 

ですから まず

 

プラーナを感じる練習からしてみてくださいね💞

 

動画を添付しておきます。

 

 


クリヤヨーガメソッド

 

では

 

皆様 お体に 気をつけて!

 

OM

 

 

 

 

 

 

キリストのクリヤヨガ 第1章

 第一章

 

  ホーン・ソーの技法の理論

 まず人間は霊であることを理解しなければなりません。

人間とはエネルギーであり、

音が七つの音階に分けられるように、

エネルギーである霊も七つに分けることができます。

そして肉体もこのエネルギーの表現であり霊なのです。

多くのヨーガ理論のようにミクロからではなく、

マクロ的な視点からこのことを考察しましょう。

  世界は音によってできている

この世界を創るとき、創造主は宇宙をこと細かに思い描き、

そして聖なる言葉、オームによって創造されました。

この音は今も鳴り響いています。

世界が純粋なエネルギーから物質に至るまで、

濃密に変化し形作る中で、音はバイブレーションを変えていき、

その過程で星雲が生じ、惑星が生じ、生命が誕生して行きます。

仮に最初のビックバーンの音がドの音階だとすると、

宇宙はシ音階で銀河を生じ、ラ音階で無数の太陽系を生じ、

やがてソ音階で惑星を生じ、ファ音階で生命が生じました。

やがて、知性ある生命体が生じ、ミ音階を鳴り響かせます。

このようにエネルギーが物質に凝縮する過程で、

各バイブレーションが宇宙に鳴り響きます。

 

 

  スシュムナの音はファの音階

したがって私たちの内部にも音が鳴り響いています。

そのため、本来のクリヤヨガは音、

つまりマントラを伴うものなのです。

また、

この人々の音はそれぞれの個性によって特有の音があります。

各人の性質、カルマ、想い、感情によって、

独特の音を発しています。

この地上に生命が生じたとき、鳴り響いたのはファ音階でした。

ですから、オームを唱えるとその音はファ音階になります。

そして音にはシャープとフラットがあるように、

スシュムナの両側にはイダーとピンガラが存在します。

私たちはキリスト教が罪と呼ぶ、カルマや悪い習慣によって、

不協和音を生じています。

不快な音が気分や感情を害するように、

この不協和音は自分自身の生命体、霊を害してしまい、

結果的に人は病気になります。

そのためヨーガの修行は舌の訓練から始まるのです。

正しい言葉、正しい食事が、

ヨーガで重要視されるのはそのためです。

 

 

  聖なる音は人生を変える

正しい言葉は、不協和音を調律して、

正しい食事は有機体である肉体に栄養を与えます。

そのエネルギーは体内で精妙なエネルギーに変化します。

すなわち思考と感情に変わります。

思考と感情はやがて行動を起こします。

ですから不純な言葉、不純な食事は、

不純な思考と感情を生み出し、

そこから罪深い行動に繋がります。

行動は同じ行動をする仲間を引きつけます。

そして不純な言葉、不純な食事、不純な行動から、

不純な仲間ができます。

そして、このようなエネルギーはお互いに影響して、

さらに不快な不協和音を生み出します。

だからこそ、サットサンガ(聖なる交際)は

ヨーガの重要な修行なのです。

ですからヨギ(ヨーガの修行者)は、交際する相手を選び、

聖者や尊敬すべき人々と交流しなければなりません。

どのような修行を行っても、全て水の泡になりかねませんから。

 

 

  オームこそ最も聖なる音

オームの唱名法は、

本来はディクシャ、イニシエーションによって、

師から弟子に伝えられるものです。

しかしながら、このカリユガ(暗黒の時代)には、

正統なヨーガの師に出会えるのは難しいでしょう。

ですから、皆さんにお勧めするのは、まず唱えることです。

そうすれば、あなたの体が正しい音を感じて導いてくれます。

これはちょうど自転車を乗ることに例えられます。

あなた自身が乗って、感じて体験するしかないのです。

幸運にも現代では多くの修行者が、

動画サイトでオームを唱えています。

そのような動画を参考にするのもいいでしょう。

正しく発声されると、次のような変化が起きます。

  オームによって体験される変化

・まず幸福感が全身を満たします。

・思考と感情が穏やかになります。

・背骨に沿って微妙な感覚が頭部に向かって上昇して行きます。

・欲望、性欲が静まり、自己コントロールが増します。

などなど

初心者は一日10分程度から始めると良いでしょう。

 

 

  オーム、ソーハム

オームはAUMと表記することができます。

私はAの口を形作り、Oと唱えて長く伸ばし、

そこから最後に口を閉じて、

Mの音を喉奥に響かせるようにと指導されました。

動画サイトを作っていますので、参考にされると良いでしょう。

リンクを貼る

さらにオームは私たちの呼吸を通して、

SO、HAMという二つの音を奏でています。

この二つの音が体内で共鳴してオームとなっているのです。

  人間は自由意志がある知的生命体

人間には自由意志があります。

宇宙の創造過程では、

人間に至るまでは意思とは関係なく受動的でした。

水が上から下に流れるように、

創造の流れは下方だけなのです。

ですから、もし霊的努力をしなければ、

人間は名誉ある知性ある生命体から驚くほど堕落もします。

特に現代のようなカリユガでは人間は知性を乱用して、

大量破壊兵器を作り、滅亡の危機にあります。

 

 

  進化しなければ退化する

輪廻の法則とは進化と退化からなります。

純粋な魂はいきなり人間として誕生するわけではありません。

鉱物界に生まれ、やがて植物として物質としての表現をします。

さらに動物として生まれ、霊が十分に育つと人間に生まれます。

反対に人間として生まれても、霊が退化するのであれば、

動物やさらに退化した状態に転生します。

また、人間として転生する場合も、

あまりにも霊が不協和音、不純に満ちているのであれば、

一度霊を清めなくてはなりません。

死んだ後、多くの霊は自分の生涯を振り返ることになります。

エーテル界は生命に満ちた世界で、

自分の人生を反射する作用があります。

この世界で瞑想や沈思などの習慣がなく、内省の時間が少ない人は、

死後に大いに苦しむことになるでしょう。

また、この世に裁判所があるように、

霊の世界にもカルマを裁かれる場所があります。

そこで、カルマの裁判官と今後の人生について、

話し合うことになるでしょう。

 

 

  宗教は存在しない

今後の著作の中で、

アストラルトリップ(幽体離脱)について著述しますので、

このテーマについてはいずれお話をしましょう。

宗教は人間が作り出したものです。

みなさんが体験することこそ真実です。

今後お伝えする方法で実際に異次元を体験できるでしょう。

そうすれば、霊の世界を垣間見ることができます。

宗教が説いている非科学的な地獄は存在しません。

あるのは、良心の呵責と、霊の治療とカルマの清算のために、

各自が無数に存在する世界に転生するという事実です。

近年増えている、無差別殺人の犯人は、

死後どこに行くのでしょうか?

疑問の余地もなく良心のかけらもない無慈悲な世界に行き、

そこでカルマの清算が終わるまで再現なく苦しむでしょう。

救世主イエスキリストが述べたように、

そこでは火と蛆が絶えることのない世界です。

 

 

  サンサーラから逃れる

反対にダルマ(徳)ある行いを重ね、

思いと感情、行動が清らかな人には純粋な世界が待っています。

仏陀の教え、仏教でいうニルバーナ(涅槃)です。

しかし残念ながら、人はこの輪廻の輪から出なければ、

タロットカードの輪のカードが示すように、

神々となってもダルマが尽きれば、

サンサーラの波に飲み込まれるでしょう。

アドヴァイタ・ヴェーダーンタ(不二一元論)

は素晴らしい教えです。

最近ではノンデュアルティという言葉で、

多くの人に周知されるようになりました。

しかしサンサーラから逃れるためには、

カルマとダルマの法則が足かせになります。

  人間は一つの宇宙

人の体の中は精巧に宇宙が反映されています。

ハスラーラチャクラとムラーダーラチャクラ、

そして各チャクラのクシェトラム(体の前後に存在する)

を図1のように結んで俯瞰的に見ると、

人間は十二の惑星から構成された太陽系のような存在です。

 

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図1

 

 

  カルマを清算する

カルマとは行動の結果であり、

生まれてきたことはカルマの結果とも言えます。

カルマの返済方法は大きく分けて二つあります。

苦しむか、ダルマを積むかです。

カルマはお金とよく似ています。

もし、今返済できなければキャッシュカードのように、

分割返済もできますし、

ダルマを積むことで繰り上げ返済もできます。

クリヤヨガを知らない、実践しない人は、

人々に対して奉仕することで返済することも可能です。

通常の人生では、地球が太陽の周りをまわり、

太陽系が銀河の中心を周回する間、

無数の転生を繰り返してカルマを返済して、

ゆっくりと成長して行きます。

その間、進化だけではなく退化する人生もあり、

非常に長く緩慢な道のりとなります。

クリヤヨガを実践する人は、

生命エネルギーを体内に周回させて、

この道のりを短縮できるのです。

それでは段階を踏みながら実践方法をお伝えして行きましょう。

あるよぎの自叙伝の翻訳者

もう35年以上になるがM先生は健在だろうか?

時々思い出す

まだ私が18くらいのときに

「あるヨギの自叙伝」の翻訳者である

M先生には遠方ではあったが度々

ヨーガについて相談を受けていただいた。

当時 私は大阪で先生は関東で

瞑想の教室をされていたと記憶する

森北出版そんが縁あって間にはいり

電話番号などを教えてくれたのだ。

今は個人情報保護で難しいだろうが

当時は縁もあったのだと思う

 

先生は大ベストセラーの翻訳をしておきながらも 決して表には出ず 名前も出したがらなかったので ここではM先生と称す

(ちなみに私は道明寺に住んでました。

先生その節はお世話になりました

引っ越して 色々あり音信不通となり申し訳ありませんでした)

 

私の記憶では しきりにクリヤヨガの技法について質問する私に 何度もこう言って諭されていた

「クリヤはホーンソーとオーム瞑想で十分です」「瞑想を大切にしてください」

 

当時は私にはなぜ そんなことを言われるのか 焦り

長距離電話(もはや死語)を

何度かけても結局は瞑想しなさい

で終わるのであった

 

しかし それから心の修養こそ大事であり

クリヤヨガはあくまでも その補助にすぎないことがわかった。

 

クリヤヨガについて

技法を求めてきたり 自分の学んだものとは違うと 主張している人をみると

あのときの自分と重なる

 

多くの人が月を指して

指を見ている

 

M先生はよくこう言われたものだ

「大事なのは瞑想ですよ 心ですよ」

 

「全部の技法を行う必要はないんです」

 

今頃になって

先生の言葉が身にしみる

 

OM

 

 

新刊のご案内 「キリストのクリアヨガ」 について

お久しぶりです

 

最近はコロナで世間は大変なことになっていますが

 

皆様はいかがお過ごしでしょうか?

 

さて現在ホーン・ソー行法について焦点を当てて

執筆中です。

 

ブログの中で幾度となく書いていますが

私が公開しているものはSRFの流派とは違いますが原理は同じです。

 

日本ではSRFだけが有名になっていますが

クリヤヨガ はSRFだけが教えているのではなく

私が学んだ伝統ヨーガであるシヴァーナンダヨーガでも

教えられているものです。

 

私はシヴァーナンダヨーガではATTC(アドヴァンティーチャー)を卒業していますが

ヴィシュヌデヴァーナンダ師のティーチャートレーニングでは

クリヤヨガ は教科にはありませんでした。

現在クリヤヨガ を教えているのは

シヴァーナンダ先生の高弟であるスワミ・サッチャーナンダ師のグループです。

 

かなり手厳しいことを言うようですが、

多くのヨーガ探求者が、本来の目的を理解せずに、

限られた知識と経験でクリヤヨガ について語るのを見るのは

心苦しいものです。

 

SRFの教義でさえも実はインドの伝統ヨーガでは、

ヨガナンダ師のヨーガを広めた功績を評価されているものの

その内容については

「なぜこれをクリヤヨガ と呼ぶのか」

「本来のラヒリマハサヤの教えと違う」

と批判されていて

日本や海外での評価との温度差を感じます。

 

この理由については明白で、

SRFでは全ての技法を取り入れていないこと

弟子によって受けた技法の数や段階が違うことが挙げられます。

また、クリヤヨガ を普及する上で必要以上に神格化をしてしまったことも

原因として言えるでしょう。

また個別の体験としては、

これは私の霊的な体験ですが

大師たちからは

あくまでも今伝えられているものは新しいクリヤヨガ の基礎に過ぎず

私がそれを伝えなさい。

というものです。

 

 

ヨーガとは本来、個人が体験していくものです。

拙著でも記述していますが、

チャクラで体験する音も、個別差があり、

その音やバイブレーションを体験して、

チャクラを「見た」と言えます。

さらには、クンダリニーの上昇とそれに伴う、

アハンカーラの死という個別体験が重要なキーとなります。

ですから更なる技法を伝達することは本という形では限界があります。

限界がありますが、

その限界を超えるためにさらに進化した技法を伝えるというのが

私の使命だと言われています。

 

 

私が著作を行う理由は、

正しい本来の目的を広めることであり、

SRF(本来は会員以外は秘密とされている)の教義を暴露することではありません。

さらには、

多くの方が古い教義に固執したり、

目的を忘れて、技法や教義が教える内容にこだわっていますが、

学びたくても学べない多くの人に、

さらに簡素化して誰でも学べる技法を公開する目的があります。

もし、自身が学んだクリヤヨガ が正統であり正しいと思うのであれば、

ブログでも拙著でも書いていますが、

それを否定するつもりはありませんし、

なんども書いていますが、そのような方はそのままご自身のやり方を貫くべきです。

 

 

あまり公にはしたくはありませんが、

クリヤヨガ を行うと、人は個別に霊的な存在から

インスピレーションや時には目に見える形で指導を受けます。

私自身がこのような著作を行うのは、

自己顕示のためではなく、

そのような方々の指導、アドバイスからでもあります。

 

クリヤヨガ を学んでいるという方々は、

自身の教えと違うものを安易に批判、拒絶するのではなく、

真摯に自身の体験を吟味して、

耳を傾けてはいかがでしょうか?

 

あなたの学んだ方法でクンダリニーは目覚めましたか?

チャクラが開きましたか?

大師がた、マスターがた天使に会いましたか?

霊的に彼らと話ができますか?

 

 

私は「はい」と答えることができます。

 

このブログも、著作も彼らの要請による仕事なのです。

OM

 

 

それでは執筆中の内容を載せて行きましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 キリストのクリヤヨガ

技法1ホーン・ソーの手引き

初級から上級の技法について

マリア・ステファノ著

中野憲司 編集

21世紀のクリヤヨガシリーズ

 

 

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  序文

この書では数多くあるクリヤヨガの技法の中でも、

ホーン・ソー行法に焦点を当てて解説します。

多くのクリヤバン(クリヤヨガの修行者)が述べている様に、

クリヤの技法の中でも、ホーン・ソー行法は大変重要であり、

さらにオーム行法を行えば十分な成果を得ることができます。

この書では、ホーン・ソー行法の理論と背景を説明して、

最短でクリヤヨガを習得できる様に構成されています。

  なぜこの技法を公開するのか

その前に、

私自身について少しお話をしておきたいと思います。

多くの読者にとっては、私がなんの権威を持って、

この行法を公開しているのか疑問に思うところですし、

行法の信頼性がなければ実践することもできないでしょう。

私は今から35年以上前に、

東方聖堂騎士団(OTO)と呼ばれる協会の会員となり、

10代にしてイニシエーションを受けて、

東西の秘教について学びました。

この団体は歴史ある団体で、

アレイスタークロウリーが再編したことで魔術界では有名です。

 

OTOは現在も存在しますが、内部は非常に複雑です。

というのも、

魔術結社につきものの分裂や闘争を繰り返したからです。

20世紀初頭にアーノルド・クルム・ヘラーという人物が、

メキシコでグノーシス教会というロッジを開設しました。

このメキシコのロッジの出身である、

グランドマスターであるサマエル・アウン・べオールによって、

私は教えを受けました。

私はのちに、パラマハンサ・ヨガナンダ大師による

SRFでも学びました。

さらにインドへ渡航して、

シヴァーナンダ・ヨーガのヴェーダンタセンターでも学び、

ヨーガの技法を研究してきたのです。

その結果、

SRFで伝えられている多くの技法や、ラヒリマハサヤ大師や、

弟子たちによって伝承されている技法は初歩的であり、

21世紀に教えられるべき技法の基礎でしかない。

その様に結論できました。

 

 

私自身がみなさんにお伝えしているのは、

本来のクリヤの目的と原理に基づいているものです。

そしてその源はOTOから伝えられてものです。

さらに伝統ヨーガのクリヤヨガを学び、

無駄を省き、誰でも行えるように整理したものです。

ですからSRFや他のクリヤの伝承の掟に縛られません。

当然イニシエーションやディクシャは必要ありません。

クリヤの技法とは、

古い霊、すなわち欲望に根ざした霊を死なせて、

キリスト意識の中に復活する技法です。

ラヒリマハサヤ大師以外にもババジの弟子は存在し、

その中には西洋人も含まれます。

それぞれの弟子が、ババジの孫弟子にクリヤを伝授する際に、

技法の細分化をおこない、また準備のできていない弟子には、

基礎の基礎までしか教えていません。

そのため、

本来シンプルであった技法が数多くに増えてしまったのです。

ナディ・ショダナやウッジャイプラーナヤマなどの呼吸法、

全身の血液とプラーナの循環をよくするための、

体操(アーサナ)までもがクリヤヨガとしての技法として、

数えられているのはそのためです。

 

 

レンガを積んでいけば、いつの間にか家は立つのでしょうか?

どの様な家を建てるか、そのためにどの様な土地を選ぶべきか、

その様にイメージして働かなければ、

何よりも土台を築かなければ、

ただレンガの山ができるだけです。

クリヤヨガも同じです。

多くの技法を学び、秘密とされている行法を行えば、

ヨーガは完成するでしょうか?

多くの人々が、本来の技法や目的を理解せずに実践して、

成果が得られずに、かえって不安や失望を味わっています。

また、技法の切り売りをしたり、

中には本来はクリヤヨガとは言えないものを教えている者もいます。

そのような現状を見て、

私はできる限り今までの著作で本来あるべき姿を伝えてきました。

 

 

 

  なぜキリストのクリヤヨガなのか

多くの人々が指摘しているように、

SRFやクリヤバンが本来秘密とされているものを公開することは、

彼らにとって不都合であり、

(とはいえ、その技法の多くは伝統ヨーガでは秘密ではない)

私自身もSRFの会員であることから、制限して著作してきました。

今回、改めて著作するのは、あくまでもOTOの教え、つまり、

ドイツやヨーロッパにババジの弟子が伝えて発展した技法と、

私自身が研究した成果をもとに、

読者が独習できるように公開するものです。

ただし、当然のことながら、共通する技法ですから、

名称も読者がわかりやすい名前をつけています。

そして大事なことは、

この技法はイエス・キリストが教えていたものなのです。

ヨガナンダ大師も著作の中で伝えていますが、

キリスト自身が12使徒に伝えていたものはクリヤヨガであり、

聖書の中には多くが改変されていますが、

その原理について詳細に記述があります。

例えば、ヨハネ福音書でのカナの婚宴での奇跡は、

ワインの変化ではなく、シャクティー(性エネルギー)の、

昇華についての手引きであることは、明白な事実です。

 

 

 また、

「貴方は燃える蛇を作り、それを旗さおも上につけよ。

すべてかまれた者は、それを仰ぎ見れば、生きる。」民数記21章

旧約聖書に書かれてあるように、

モーセもまたファラオたちの秘密を授けられていたことは明白です。

燃える蛇とはクンダリニーのことであり、

さおとは脊髄の中心を通るスシュムナーを意味しています。

それは、性エネルギーを昇華して、古い霊に死に、

キリスト意識に復活することを意味しています。

モーゼの教えはラビたちを通して伝承され、

さらにはクリスチャン・ローゼンクロイツや、

ヨーロッパの秘密結社を通して伝承されてきました。

現在はそれらの結社の多くは形骸化してしまい、

本来の教えは失われてしまいました。

それは現在のヨーガを伝える多くの団体でも同じです。

ヨガナンダ大師は全ての教えを人類に授けたわけではありません。

そのように述べることは心苦しいですが本当です。

私は、自身の研究の成果として、

この書でホーン・ソー行法と、さらに発展した技法を伝え、

さらに続く書で、クンダリニーの秘密と、

霊の再生の科学をお伝えします。

 

 

「茨からぶどうを、あざみからいちじくを集める者があろうか。

そのように、すべて良い木は良い実を結び、

悪い木は悪い実を結ぶ。良い木が悪い実をならせることはないし

悪い木が良い実をならせることはできない。」

マタイの福音書第7章16-18節

このように、皆さんがこの本を読まれるならば、

私が嘘を書いているのか、

真実を書いているのかお分かりになるでしょう。

さらに、この書で書かれている行法を実践するのであれば、

皆さん自身の心と霊が豊かになり、健康になり、

幸福の実りを受けることでしょう。

特にSRFや正当なクリヤを学んできた人は、

今まで何が足りなかったのか、

そして目的が何かを明確にでき、

さらなる進歩を遂げることができるでしょう。

それこそが私の望みであります。

 

皆さんに平安がありますように。

オーム・シャンティ・シャンティ・シャンティヒ

マリア・ステファノ

 

 

続く

 

 

あたらしい動画を公開しました♡

★この動画について この動画はクリヤヨーガの基本である 

プラーナのコントロールの基礎を学ぶためのものです。

プラーナの働きをコントロールするためには 呼吸が要となり、

同時にイメージと体感が大事です。

このトレーニングでは自然呼吸のまま、 イメージの力を用いて、

プラーナをコントロールする練習をしてみましょう。

気負いせずにリラックスして行うことが肝要です。

このプラクティスは座っても、 立っても行うことができます。

初心者の方は横になって行うと良いでしょう。

背骨をまっすぐにして、 胸を広げ、肩の力を抜いて行いましょう。

最初は3セットくらいから始めて、

慣れてきたら10セットまで回数を増やすと良いでしょう。

呼吸を合わせて行う方法は、 今後出版予定の拙著や、

講演会での指導を受けてみてください。

マリア・ステファノ 

前回の動画 クリヤ メソッド1 https://youtu.be/tbtkhfseQx8

https://kriyayoga.work 電子出版と講習会も行っています。

ご質問、 ご要望などあればお気軽に。  

 

 


クリヤ ヨーガメソッド2

 

 

                   

お久しぶりです 動画の公開

現在 新しい出版物を準備中です

 

ブログの更新が滞り申し訳ありません

 

次回の出版物は 動画での技法の解説とリンクしたものを

企画し製作中です。

 

講習会だけではなく

動画やスカイプなどを利用した方法で

ヨーガの基礎や 

高度な技法の実習を伝授できれば良いと考えています。

 

参考までに基本的なプラーナのイメージと体感の方法について

 

アニメーションを作りましたので是非視聴してみてください。

 

次回はさらに 深い内容を準備しています。

 

OM

 


クリヤヨーガメソッド

ディヤーナ・ヨーガ その4 スワミ シヴァーナンダ の教え

 

 

 

 

 

 

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絶え間ない瞑想という、鋭利な剣によって、

賢明にエゴイズムとの結び目を断ち切りなさい。

そうして自己(アートマン)の最高の知識を引き出し、

最高のイルミネーション(啓発)を得て、

自己実現を成し遂げるのです。

全てのカルマ(行動)の束縛はバラバラに引き裂かれます。

ですから今まで以上に瞑想に励みなさい。

瞑想こそ、

永遠の至福の王国の扉を開く、マスターキーなのです。

最初は嫌気がさし、疲れを感じるでしょう。

なぜなら、集中すべき、ラクシャ(Lakshya属性や想念)

から、心はたびたび、逃げしてしまうものですから。

しかし、何度か繰り返しているうちに、

やがて思いは定まり、集中できるようになるのです。

あなたは聖なる至福に浸るようになります。

定期的な瞑想は、直観的知識の小道を歩ませ、

心を穏やかで安定させ、法悦状態を体験させ、

ヨーガを学ぶ生徒に、崇高なプルシャとの交流をもたらします。

 

 

もし疑念があっても、

ディヤーナ・ヨーガ(瞑想のヨーガ)の道を、

着実に歩んでいくと、すべての疑念は自然と解決するでしょう。

ヨーガの階梯において、

さらに上へと上昇していく方法は、

おのずと理解できるようになります。

神秘的な内なる声があなたを導くでしょう。

アスピラント(志願者)よ、

この助言を注意深く聞くのです!

瞑想中に閃光が輝いても怖がらないように。

それは大いなる喜びという新しい体験です。

引き返さないでください。

瞑想をあきらめてはいけません。

立ち止まらないでください。

さらなる進歩を遂げる必要があります。

そのような体験は真実を垣間見ただけです。

それは最高の自己実現でもありません。

それは単なるプラットフォーム(通過点)です。

さらに高い段階へ上昇してみましょう。

無限なるブラフマンに到達するのです。

 

 

さあ、あなたが誘惑に打ち勝ち、このことを証明するのです。

そうすれば不死のネクタールをたっぷりと飲むことでしょう。

これこそ絶頂、最終段階です。

そこでは永遠の休息をとることができます。

そうなれば、もはや瞑想する必要はありません。

これが最終ゴールなのですから。

 

あなた自身の中に、自分でも全く思いもしなかった、

とてつもないパワーと潜在能力が眠っています。

あなたは瞑想とヨーガの実践によって、

眠っているパワーと能力を目覚めさせなければなりません。

あなたの意志を発達させ、

感覚と心をコントロールしなければなりません。

自分自身を浄化し、

規則的に瞑想を実践する必要があります。

そうすることによって、

超人、神聖な人になることができます。

 

 

シッディ(超能力)や奇跡というものはありません。

普通の人は高次元の霊的事柄をまったく知らないのです。

普通の人は無意識の中で生きています。

いわば高い超越的な知識から締め出されているのです。

それで、何か異常な出来事が起きると、それを奇跡と呼びます。

しかし、ヨーガの光によって物事を理解するヨギにとっては、

そのような奇跡というものはないのです。

未開の村人が飛行機や映画を初めて見て驚いたように、

人々も初めて超越的な出来事を体験すると驚愕します。

楽しいヨーガライフの提案をしていきます