明らかにされたクリヤヨガ

伝統的なヨーガの情報とクリヤヨガの技法をお伝えします

伝統的なヨーガの教えとクリヤヨガ の技法をお伝えします

ディヤーナ・ヨーガ その4 スワミ シヴァーナンダ の教え

 

 

 

 

 

 

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絶え間ない瞑想という、鋭利な剣によって、

賢明にエゴイズムとの結び目を断ち切りなさい。

そうして自己(アートマン)の最高の知識を引き出し、

最高のイルミネーション(啓発)を得て、

自己実現を成し遂げるのです。

全てのカルマ(行動)の束縛はバラバラに引き裂かれます。

ですから今まで以上に瞑想に励みなさい。

瞑想こそ、

永遠の至福の王国の扉を開く、マスターキーなのです。

最初は嫌気がさし、疲れを感じるでしょう。

なぜなら、集中すべき、ラクシャ(Lakshya属性や想念)

から、心はたびたび、逃げしてしまうものですから。

しかし、何度か繰り返しているうちに、

やがて思いは定まり、集中できるようになるのです。

あなたは聖なる至福に浸るようになります。

定期的な瞑想は、直観的知識の小道を歩ませ、

心を穏やかで安定させ、法悦状態を体験させ、

ヨーガを学ぶ生徒に、崇高なプルシャとの交流をもたらします。

 

 

もし疑念があっても、

ディヤーナ・ヨーガ(瞑想のヨーガ)の道を、

着実に歩んでいくと、すべての疑念は自然と解決するでしょう。

ヨーガの階梯において、

さらに上へと上昇していく方法は、

おのずと理解できるようになります。

神秘的な内なる声があなたを導くでしょう。

アスピラント(志願者)よ、

この助言を注意深く聞くのです!

瞑想中に閃光が輝いても怖がらないように。

それは大いなる喜びという新しい体験です。

引き返さないでください。

瞑想をあきらめてはいけません。

立ち止まらないでください。

さらなる進歩を遂げる必要があります。

そのような体験は真実を垣間見ただけです。

それは最高の自己実現でもありません。

それは単なるプラットフォーム(通過点)です。

さらに高い段階へ上昇してみましょう。

無限なるブラフマンに到達するのです。

 

 

さあ、あなたが誘惑に打ち勝ち、このことを証明するのです。

そうすれば不死のネクタールをたっぷりと飲むことでしょう。

これこそ絶頂、最終段階です。

そこでは永遠の休息をとることができます。

そうなれば、もはや瞑想する必要はありません。

これが最終ゴールなのですから。

 

あなた自身の中に、自分でも全く思いもしなかった、

とてつもないパワーと潜在能力が眠っています。

あなたは瞑想とヨーガの実践によって、

眠っているパワーと能力を目覚めさせなければなりません。

あなたの意志を発達させ、

感覚と心をコントロールしなければなりません。

自分自身を浄化し、

規則的に瞑想を実践する必要があります。

そうすることによって、

超人、神聖な人になることができます。

 

 

シッディ(超能力)や奇跡というものはありません。

普通の人は高次元の霊的事柄をまったく知らないのです。

普通の人は無意識の中で生きています。

いわば高い超越的な知識から締め出されているのです。

それで、何か異常な出来事が起きると、それを奇跡と呼びます。

しかし、ヨーガの光によって物事を理解するヨギにとっては、

そのような奇跡というものはないのです。

未開の村人が飛行機や映画を初めて見て驚いたように、

人々も初めて超越的な出来事を体験すると驚愕します。

ディヤーナ・ヨーガ その3 スワミ シヴァーナンダ の教え

OM 皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

本日も翻訳の記事を更新します。

 

巷では様々な瞑想の本や教えが氾濫していますが、

 

何事も伝統的な教えにかなうものはありません。

 

んぜならば、ヴェーダには本質が映し出されているからです。

 

ヴェーダ哲学には悟りを開いた聖者の教えが存在しており、

 

スワミ・シヴァーナンダの解説は皆様の目を覚まし、

 

洋上にさまよう船が灯台を見つけたときのように、

 

真の平安をもたらすでしょうOM

 

 

 

 

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純粋性と善性が満ち溢れています。

午前4時から5時の間と、夜7時から8時の間の、

1日に2回の瞑想から始めると良いでしょう。

ラクティスを重ねて慣れてきたのであれば、

ご自分の判断と裁量で、少しづつ時間を長くしていきなさい。

午前10時から11時の間や、夕方4時から5時までの間で、

3回目のプラクティスを行なっても構いません。

お気に入りの瞑想ポーズで座り、頭、首、体幹を直立させ、

目を閉じて、鼻の根元、つまり眉間に、

もしくは心臓の蓮の花のチャクラか、頭頂の王冠のチャクラに、

心穏やかに集中します。

ひとたび集中する中心を定めたのであれば、

不屈の精神で最後までそれに集中するのです。

 

 

決して変更してはいけません。

もし他のチャクラに集中した後に、

心臓の蓮のチャクラを選択したのなら、

粘り強く心臓の蓮のチャクラに集中するのです。

このようにするならば、あなたは急速に進歩できます。

瞑想には2つの種類があります。

つまり、サグナ(グナ:質を伴う)瞑想と、

ニルグナ(グナス:質を伴わない)瞑想です。

(グナ(गुणGサンスクリット語で性質・属性の意味。)

主クリシュナ、シヴァ神、ラーマ神、

エス様への瞑想はサグナ瞑想です。

これは姿態(容姿)とその神の持つ属性(グナ)への瞑想です。

主の御名を同時に唱えます。(ジャパヨーガ)

これがバクタス(神の信奉者)が行うサーダナです。

自己実現への瞑想はニルグナ瞑想と呼ばれます。

これはヴェーダンティンス(ヴェーダ哲学の実践者)の方法です。

 

 

オーム(OM)、ソーハム(Soham)、

シヴォーハム(Sivoham)、

アハム・ブラフマースミ(Aham Brahma Asmi)

「私はブラフマンである」

タット・トヴァム・アシ(Tat Twam Asi)

「汝はそれである」

への瞑想は、ニルグナ瞑想と呼ばれます。

 

赤々と燃えている竃(かまど)のなかに、

鉄の棒を入れてごらんなさい。

すると鉄は火のように真っ赤になるでしょう。

ところが火から取り出すと、赤い色を失います。

もし赤いままにしたいのであれば、

火の中に入れておく必要があります。

同じように、あなたの心が常に、

ブラフマンの知恵の火で、満たされていたいと望むなら、

絶え間なく身を削るような瞑想を通して、

ブラフマンの知識の火に身を浸しておくことです。

言い換えれば、

ブラフマンの意識の絶え間ない流れを保ち続けるのです。

 

 

瞑想は最もパワフルな心と神経の強壮剤です。

聖なるバイブレーションは身体のすべての細胞に浸透し、

人間の肉体が受け継いできた様々な病気を治します。

定期的に瞑想する人は医療費を節約できるでしょう。

瞑想中に発生する強力な鎮静波(癒しのバイブレーション)は、

マインド、神経、臓器、身体の細胞に、

恵みあふれる影響を及ぼします。

神聖なエネルギーは、主の御足から精油の流れのように、

実践者の様々な有機体のシステム内の、

導管を自由にあちらからこちらへと流れていきます。

もし、あなたが30分間の瞑想を行えば、

瞑想から得られる、平安と霊的な強さという力で、

1週間の間、日々の生活という戦いを難なくこなせるでしょう。

これが瞑想の有益な効果です。

あなたは(瞑想者の)特有の質の心を持って立ち振る舞うので、

必要な強さと平安を瞑想から得て、

心配事やトラブルから解放されるようになります。

 

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皆様に平安がありますようにOM

 

 

ディヤーナ・ヨーガ その2 スワミ シヴァーナンダ の教え

それでは 本日から 翻訳の掲載を

再開しましょう。

 

そして少しずつ 哲学だけではなく 動画と合わせて

 

具体的な 技法についても お伝えをしていきたいと思います。

 

よろしくお願いします。

 

 

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序論

1.瞑想の科学

集中とは、特定の対象に心を留めている状態です。

その対象における途切れのない知識の流れを、

瞑想と呼びます。

瞑想は、集中の対象に関する秩序整然とした思考の流れです。

瞑想は集中の後に起こります。

集中は瞑想に溶け込んでいきます。

瞑想によってマインドの扉を開き、

直観的な知識と多くのパワーを手に入れることができます。

瞑想によって、

あなたが望むものは何でも手に入れることができます。

瞑想中は、全ての世俗的な考えを、

マインド(心)から締め出さなければなりません。

サンスクリット語で瞑想はディヤーナと呼ばれ、

ヨーガの八支則(段階)の七番目に位置します。

瞑想と他のスピリチュアルな練習と実践のために、

個別の部屋を用意すると良いでしょう。

その部屋は神の神殿と見なされるべきです。

他の誰も部屋に入れないようにしてください。

部屋には信仰深く敬虔な心を持って入るべきです。

 

 

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嫉妬、欲望、貪欲、怒りという四つの壁、

四つの考えに囲まれた部屋にしてはいけません。

いかなる世俗的な会話も大目に見てはいけません。

なぜなら、

発せられる言葉、心に抱く思い、あらゆる行いは、

どこかに消えてしまうのでは無いのですから。

部屋を取り巻くエーテルの精妙な層に、

それらのエネルギーは蓄積して、

マインド(心と感情)に影響を与え続けるのです。

偉大な聖人、賢者、預言者、世界の教師の、

心を啓発させる写真で部屋を飾りましょう。

部屋の目立つ場所に、守護神(イシュタ・デヴァータ)や、

クリシュナ神シヴァ神、女神、またはイエス様のような、

美しい写真や画像を掲げておくのです。

写真の神の顔が東または北を向くようにします。

そして、それら神の像の前に座席を設けます。

バガヴァッド・ギータ、ウパニシャッドヴェーダンタ経典、

叙事詩ラーマヤーナ、聖典ヨーガヴァシシュタのような、

宗教的、哲学的な本を手元に置いておきなさい。

 

 

顔、手足を洗ってから部屋に入りましょう。

入室したら、樟脳を燃やし、お香を炊きます。

神様の前にアーサナ(坐法)で座り、

主の御名を繰り返すか、賛美歌を歌います。

その後、集中と瞑想の練習を行うと良いでしょう。

 

サーダナのための理想を叶える所はありません。

世界中を駆け巡っても、

あらゆる観点から満足できる、理想的な所はありません。

どの場所にもいくつかの利点と欠点があります。

したがって、他よりも有利な場所を選択する必要があります。

一度選んだら、最後までそこで粘るべきです。

困難に直面しているときに、

場所を変えることを考えてはいけません。

どんなことがあっても困難を耐え抜きなさい。

インドの聖なる地である、

リシケーシュ(ヒマラヤ)、ハリドワール、ウッタルカシ、

バドリナラヤン、ガンゴートリ、カイラス山、

ブリンダバン、バナラス、ナーシク、アヨーディヤー

はすべて瞑想に最適な場所です。

 

 

瞑想の練習に適して最も相応しい時は、

疑いようもなくブラフマムフルタ、

午前4時から6時に時間帯です。

ここち良い眠りの後で気持ちが一新して、

心穏やかで純粋なときです。

その心は何も描かれていな白紙のようなものです。

そのような時、あなたの望み通りに心を形作れます。

何よりもこの時の雰囲気には、

純粋さと善性さが満ち溢れています。

ディヤーナ・ヨーガ その2 スワミ シヴァーナンダ の教え

それでは 本日から 翻訳の掲載を

再開しましょう。

 

そして少しずつ 哲学だけではなく 動画と合わせて

 

具体的な 技法についても お伝えをしていきたいと思います。

 

よろしくお願いします。

 

 

 

 

序論

1.瞑想の科学

集中とは、特定の対象に心を留めている状態です。

その対象における途切れのない知識の流れを、

瞑想と呼びます。

瞑想は、集中の対象に関する秩序整然とした思考の流れです。

瞑想は集中の後に起こります。

集中は瞑想に溶け込んでいきます。

瞑想によってマインドの扉を開き、

直観的な知識と多くのパワーを手に入れることができます。

瞑想によって、

あなたが望むものは何でも手に入れることができます。

瞑想中は、全ての世俗的な考えを、

マインド(心)から締め出さなければなりません。

サンスクリット語で瞑想はディヤーナと呼ばれ、

ヨーガの八支則(段階)の七番目に位置します。

瞑想と他のスピリチュアルな練習と実践のために、

個別の部屋を用意すると良いでしょう。

その部屋は神の神殿と見なされるべきです。

他の誰も部屋に入れないようにしてください。

部屋には信仰深く敬虔な心を持って入るべきです。

 

 

嫉妬、欲望、貪欲、怒りという四つの壁、

四つの考えに囲まれた部屋にしてはいけません。

いかなる世俗的な会話も大目に見てはいけません。

なぜなら、

発せられる言葉、心に抱く思い、あらゆる行いは、

どこかに消えてしまうのでは無いのですから。

部屋を取り巻くエーテルの精妙な層に、

それらのエネルギーは蓄積して、

マインド(心と感情)に影響を与え続けるのです。

偉大な聖人、賢者、預言者、世界の教師の、

心を啓発させる写真で部屋を飾りましょう。

部屋の目立つ場所に、守護神(イシュタ・デヴァータ)や、

クリシュナ神シヴァ神、女神、またはイエス様のような、

美しい写真や画像を掲げておくのです。

写真の神の顔が東または北を向くようにします。

そして、それら神の像の前に座席を設けます。

バガヴァッド・ギータ、ウパニシャッドヴェーダンタ経典、

叙事詩ラーマヤーナ、聖典ヨーガヴァシシュタのような、

宗教的、哲学的な本を手元に置いておきなさい。

 

 

顔、手足を洗ってから部屋に入りましょう。

入室したら、樟脳を燃やし、お香を炊きます。

神様の前にアーサナ(坐法)で座り、

主の御名を繰り返すか、賛美歌を歌います。

その後、集中と瞑想の練習を行うと良いでしょう。

 

サーダナのための理想を叶える所はありません。

世界中を駆け巡っても、

あらゆる観点から満足できる、理想的な所はありません。

どの場所にもいくつかの利点と欠点があります。

したがって、他よりも有利な場所を選択する必要があります。

一度選んだら、最後までそこで粘るべきです。

困難に直面しているときに、

場所を変えることを考えてはいけません。

どんなことがあっても困難を耐え抜きなさい。

インドの聖なる地である、

リシケーシュ(ヒマラヤ)、ハリドワール、ウッタルカシ、

バドリナラヤン、ガンゴートリ、カイラス山、

ブリンダバン、バナラス、ナーシク、アヨーディヤー

はすべて瞑想に最適な場所です。

 

 

瞑想の練習に適して最も相応しい時は、

疑いようもなくブラフマムフルタ、

午前4時から6時に時間帯です。

ここち良い眠りの後で気持ちが一新して、

心穏やかで純粋なときです。

その心は何も描かれていな白紙のようなものです。

そのような時、あなたの望み通りに心を形作れます。

何よりもこの時の雰囲気には、

純粋さと善性さが満ち溢れています。

アドレスの変更です

お久しぶりです

 

来月よりフリーに戻りましたので

 

ブログ再開します。

 

その前に なんと!!

 

ドメインが消失してますた!!

 

申し訳ありません!!!

 

というわけで 新しくドメインを取得しました。

 

 

新しいアドレスはこれです↓

kriyayoga.hatenablog.com

 

今後ともよろしくお願いいたしますOM

 

 

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楽しいヨーガライフの提案をしていきます